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イベント情報

RC構造-非線形動的構造解析システム セミナー

鉄筋コンクリート構造物の震動破壊と計算力学シミュレーションの適用

防災科学技術研究所は、文部科学省所管の独立行政法人の研究所として、安全安心な社会づくりに貢献するため自然災害に関する研究開発を行っています。これらの研究成果をWebページおよび講演会など様々な形で情報発信しておりますが、今回この活動の一環として防災等に携わる方々を対象とした防災講座を下記のように計画しております。また、併せて当所の施設見学会も予定しておりますので、是非多くの関係者の方々にご参加頂けましたら幸いです。

日 時

平成19年3月19日(月曜)13時~17時

場 所

防災科学技術研究所(茨城県つくば市天王台3-1)
研究交流棟(正門を入り、左手のガラス張り建物)1階第1セミナー室

対象者

地方公共団体の防災関係者、自主防災組織のリーダー等
(県外の方でも参加可能です)

参加費

無 料

プログラム

主催 日本計算工学会、防災科学技術研究所 日本計算工学会 防災科学技術研究所
協賛(予定) 土木学会、日本建築学会 土木学会 日本建築学会
開催日時 2007年3月12日(月曜) 13時00分~17時30分
会場 伊藤忠テクノソリューションズ(株) 本社 セミナールーム
東京都千代田区霞ヶ関3-2-5 霞ヶ関ビル20階
伊藤忠テクノソリューションズ(株)
定員 100名(先着順)
参加費   JANIS実行モジュール配布 聴講のみ
会員 30000円 4000円
非会員 40000円 6000円
参加申込先 日本計算工学会 事務局
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル
Tel/Fax: 03-3868-8957
E-mail: office@jsces.org

申込締切日:2007年2月28日(水曜)

講師および講演題目

「開会挨拶」

防災科学技術研究所 防災システム研究センター 副センター長 佐藤一雄

「耐震設計と計算 弾性と塑性、静的と動的」

東京工業大学 和田章 教授

「材料科学と構造力学のマルチスケール統合シミュレーションによるコンクリート構造の破壊解析」

東京大学 前川宏一 教授

「社会基盤施設の地震リスクとリスクマネージメント」

武蔵工業大学 吉川弘道 教授

「震動破壊シミュレータJANISの概要、使用方法および適用事例」

伊藤忠テクノソリューションズ 酒井新吉、三井 雅一

JANISの基本仕様

  • 計算工学会の支援の下、防災科研が開発した非線形動的構造解析システム
  • 鉄筋コンクリート(RC)構造の地震動による初期損傷からポストピーク挙動まで
  • 構成則として前川モデルを組み込み、2次元、3次元ともに解析可能。
  • 動作環境: WindowsXP 、開発言語:JAVA(オブジェクト指向設計)

講演要旨

「耐震設計と計算 弾性と塑性、静的と動的」

東京工業大学 和田章 教授

我国における土木・建築構造の設計を進める上で、耐震設計の重要性は最も高い。これらの構造物が大地震動を受けたとき、構造物は部分的またはかなりの部分で弾性域を越え塑性変形を起こす。構造計算は等価な静的計算で行われることが多いが、実際の挙動はいうまでも無く、動的挙動である。このように考えると、構造物の耐震設計は構造材料の弾塑性の性質を考慮した動的解析によらなければ、何も出来ないように思われる。しかし、構造物を弾性と考えて静的な計算を行っていても、構造設計者が設計している構造物が地震動を受けたときの、弾塑性変形を考慮した動的な挙動を思い浮かべる能力があれば、それで十分ということも出来る。ここでは、耐震設計と計算について議論したい。

「材料科学と構造力学のマルチスケール統合シミュレーションによるコンクリート構造の破壊解析」

東京大学 前川宏一 教授

セメント系複合材料のナノレベル微細構造と水分平衡・移動、分子間力に起因する体積収縮駆動力と時間依存性、多方向非直交ひび割れ群の空間平均化構成則を統合した3次元構造ー材料統合シミュレーションについて最近の研究開発を概観し、劣化と地震作用の複合と構造崩壊、腐食-水分環境下の疲労破壊、長期変形後の動的応答などへの最近の実務適用について紹介する。

「社会基盤施設の地震リスクとリスクマネージメント」

武蔵工業大学 吉川弘道 教授

地震リスクは、「被害の発生確率×そのときの損害額」にて定義される工学量である。このような地震被害の定量化により社会基盤施設の脆弱性や地震対策の必要性を実感できるため、地震リスクは防災計画のコア技術となる。講演では、リスクの定義と地震リスク評価手法を概説し、RC構造物を対象に、脆弱性曲線(Seismic Fragility Curve)、地震損失関数(Damage Function)、地震リスク曲線(Seismic Risk Curve)などの基本技術を紹介する。

「震動破壊シミュレータJANISの概要、使用方法および適用事例」

伊藤忠テクノソリューションズ(株) 酒井・三井

開発背景
機能紹介(解析機能、RC構成則・前川モデルの紹介)
GiD/JANIS使用方法概説
事例紹介
  • 平板せん断試験(Collinsら試験体)
  • 耐震壁静的試験(JCI選定試験体)
  • 耐震壁動的試験(SSWISP試験体)
  • RC橋脚の地震時応答(示方書、部材非線形要素・ファイバー要素との比較)

RC構造-非線形動的構造解析システムJANISの概要

実大3次元震動破壊実験 シミュレーションシステムの開発

実大3次元震動破壊実験

震動破壊実験シミュレータの特長
最新の解析プラットフォーム

最新の解析プラットフォーム

最新の鉄筋コンクリート構成則

最新の鉄筋コンクリート構成則

震動破壊実験シミュレータの検証
耐震壁の交番繰返試験

耐震壁の交番繰返試験

耐震壁の震動台試験

耐震壁の震動台試験

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