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加震実験映像
【33】ため池堤体-遮水シート工法の耐震性確認実験-(2016年3月)
 「ため池堤体の耐震安全性に関する実験(防災科研・兵庫県共同研究)」
 先の2011年東北地方太平洋沖地震において、福島県にあるため池(藤沼湖)の決壊がありました。堤防が決壊することで、約150万トンの濁流が一気に流下し、下流側で7名が死亡、1名行方不明となる大被害となりました。全国には約20万箇所の農業用ため池があり、約7割が江戸時代以前に築造されていることから老朽化したものが多く、特に兵庫県は約3.8万箇所と全国一の数のため池を有することから改修が必要なため池が多いのが現状です。通常遮水方法として刃金土(はがねど)を用いた前刃金工法により改修を行ってきました。当工法の適用が困難な場合、ベントナイト系遮水シートを用いる事例が増えてきました。しかしながら、遮水シートが地震時にどのような挙動をし、地震後も遮水性・耐久性を維持できるかが不明であることから、従来からの前刃金工法と遮水シート工法を比較するための実大規模モデルによる加振実験を行いました。
  実験した結果、遮水シート工法における堤体天端にひび割れが生じました。しかし、加振後に漏水や決壊が無かったことから、遮水シート自体はその機能を維持し、現場条件次第ではありますが、地震後も堤防としての機能を果たし得ることが可能であることがわかりました。
実験写真 

実験の概要(20160318.pdf)に示すとおりです。
加震ケース(入力地震動)
平成28年3月18日 漸増・漸減部それぞれ10波を含む5Hzの正弦波60波(471Gal)を堤軸直角方向に入力
天井中央(20160318_1.wmv)
FL25m_西(20160318_2.wmv)
FL15m_南(20160318_3.wmv)
1-1(20160318_4.wmv)

実験紹介映像(ナレーション、解説付き) (20180112.mp4)


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