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橋梁耐震実験研究
実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を用いた橋梁耐震実験研究
NEES/E-Defense共同研究の具体化
【背景】
日米科学技術協力協定に基づき、文部科学省及び米国科学財団(NSF)は日米の地震研究に関する協定に合意しました。この合意に基づき、(独)防災科学技術研究所を中核として、「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を利用した日米共同研究」が実施されることになりました。
(独)防災科学技術研究所は阪神淡路大震災の教訓を基に、E-ディフェンスという極めてユニークなかつ強力な研究ツールを建設しました(2005年3月完成)。一方米国では、NSF出資による「The George Brown Jr. Network for Earthquake Engineering Simulation」(NEES)と呼ばれるプロジェクトの中で、全米の15の研究拠点にそれぞれ最先端研究施設を建設(2004年9月完成)し有効に活用されています。
(独)防災科学技術研究所とNEESの施設の運営に当たるNEESinc(NEES Consortium Inc.)との間では、共同研究を実施することに合意しました(2005年8月)。

【NEES/E-Defense共同研究の具体化】
「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を利用した日米共同研究」の1つとして、「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を用いた橋梁耐震実験研究」があります。橋梁耐震実験研究では、NEES/E-Defense共同研究の具体化の一環として「日米の耐震基準を用いたRC橋脚標準試験体の特性に関する研究」を実施することになりました。
本研究では、日本国内で日米の耐震基準に従ったRC橋脚模型を製作し、その供試体を米国に輸送し、NEESの施設を用いた振動台実験を実施することになりました。
NEES/E-Defense共同研究では、相互の実験施設を協働し効率的な耐震研究を実施しようとしております。今回の橋梁耐震実験研究でのNEES施設を用いた実験(nees_ede.pdf)は、この共同研究の先駆けです。

現地(University of California, Berkeley)の実験関連情報はこちら
東京工業大学 川島研究室HP(http://seismic.cv.titech.ac.jp/TIT-UCB/index.html

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