HOME>個別研究課題:震災時における建物の機能保持に関する研究開発

加震実験映像

地震災害時における医療施設の機能保持評価のための震動台実験(2008年12月、2009年1月)

実験では、耐震構造の病院と免震構造の病院での機能保持性能の違いを検証しています。実験時の両構造の比較映像(以下の20090122.wmv)により、直下型地震において耐震構造の病院の危険性とともに、免震構造の機能保持状態をご覧いただけると思います。また、地震力を大きく低減する免震構造といえども、苦手とする長周期成分を含む地震動(東海・東南海地震連動型での名古屋・三の丸地区での想定波)においては地震対策を怠ることで危険にさらされることが認識いただけると思います。
今後は、実験で得られた成果を、病院施設などの機能保持性能の向上に役立てていきます。
実験の概要は(20081225.pdf)に示すとおりです。

加震ケース(入力地震動)

・1995年兵庫県南部地震 JMA神戸観測波 80% 直下型地震
・東海・東南海地震において予測される名古屋市での想定波 三の丸波 長周期地震動
耐震構造と免震構造の比較映像 (20090122.wmv)

実大実験

試験体全景 キャスターフリーのベッドが大きく移動
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