浅間山の山体表面温度観測について
(観測結果)
 
平成12年9月21日
防災科学技術研究所
 
 防災科学技術研究所では平成12年9月18日より地震活動が活発化している浅間山の活動状況把握のため、火山専用空中赤外映像装置VAM-90Aによる温度観測を本日(9月21日)実施した。即時データ処理による速報結果を
下記に示す。
 
1.観測諸元
(1)観測日時 :平成12年9月21日 10時30分〜11時02分
(2)観測コース:山頂火口を南北と東西に横切る2コース
(南北:ASM00-1-A、東西:ASM00-1-B)
        飛行高度は両コースとも海抜4,600 m
(3)天候   :快晴
(4)観測機器 :火山専用空中赤外映像装置VAM-90A
 
2.温度分布
 ASM00-1-A、ASM00-1-Bの両飛行コースについて、バンド8(8-11μm帯)による温度観測結果を添付図に示す。山頂火口内に高温スポットが数カ所観測された。最高温度は、155℃(ASM00-1-Bによる)である。南側斜面の温度がやや高いのは、日射による影響と考えられる。また山頂火口内の観測温度値は噴気の影響を受けていると考えられる。
 
連絡先: 防災科学技術研究所  
地震調査研究センター 
火山噴火調査研究室 
鵜川・藤田
TEL:0298-58-1004、FAX:0298-51-5658