岩手山の山体表面温度観測について
(観測結果)
 
平成12年9月22日
防災科学技術研究所
 
 防災科学技術研究所では火山活動の活発化が懸念されている岩手山の活動状況把握のため、火山専用空中赤外映像装置VAM-90Aによる温度観測を7月11日に実施した。地形補正を行った画像解析結果を下記に示す。
 
1.観測諸元
(1)観測日時 :平成12年7月11日 11時59分〜12時04分
(2)観測コース:岩手山を東西に横切る1コース(IWT00-1-A)
観測飛行高度は、海抜3,200 m
(3)天候   :晴
(4)観測機器 :火山専用空中赤外映像装置VAM-90A
 
2.温度分布
 姥倉山から大地獄谷にかけての地熱域で、最高温度50℃〜58℃のやや温度の高い領域が数カ所観測された。昨年10月1日の観測結果と比較すると、温度は10℃程度高い。また疑似カラー画像により、姥倉山から黒倉山にかけての北側斜面で植生の変化が進んでいることがわかった。観測時刻が日中であったので、観測温度値は日射の影響を受けている。
 
連絡先: 防災科学技術研究所  
地震調査研究センター
火山噴火調査研究室
鵜川・藤田
TEL:0298-58-1004、FAX:0298-51-5658