有珠山周辺域における高サンプリング臨時地震観測について

平成12年12月8日
防災科学技術研究所


※本ページの内容は、去る11月20〜22日に茨城県つくば市で開催された、日本地震学会秋季大会において発表されたものです。

講演要旨

講演スライド


1.はじめに
2.観測の概要
3.震源分布の特徴
4.地震波速度構造解析
5.P波初動部振幅解析
6.解釈・議論とまとめ

連絡先:  科学技術庁 防災科学技術研究所
地圏地球科学技術研究部  
堀内茂木       
  TEL: 0298-58-1005
   根岸弘明       
  TEL: 0298-54-0639

FAX(共通): 0298-54-0629


1.はじめに

 科学技術庁防災科学技術研究所(所長:片山恒雄)は、2000年3月31日に噴火した有珠山やその周辺の地震活動,地下構造を調べるため,有珠山周辺10カ所で高サンプ リング地震観測を行いました.これらのデータにより、有珠山噴火後の詳細な地震活動の時間・空間分布や、有珠山直下及び周辺域の詳細な地下構造を求める解析が現在進められており、有珠山の噴火メカニズムや現在の地下の状態が明らかになりつつあります。

2.観測の概要

  2.1. 日程

    観測点展開:   平成12年5月5日〜19日
    データ回収期間: 平成12年5月20日〜


  2.2. 観測場所

    設置場所は以下の10点:

番号 場所 緯度(゜) 経度(゜) 高さ(m)
1 虻田町三角山 42.5592 140.7742 143
2 豊浦町スキー場 42.5861 140.7386 209
3 虻田町月浦 42.5974 140.7892 285
4 豊浦町ゴルフ場 42.5944 140.7606 560
5 虻田町清水 42.5747 140.7467 230
6 虻田町三豊 42.5653 140.7853 190
7 洞爺村旭浦 42.6231 140.8125 172
8 壮瞥町上久保内 42.5889 140.9797 249
9 伊達市喜門別 42.5174 140.9514 271
10 伊達市南稀府 42.4364 140.9469 207

観測点の配置図はここ


  2.3. 観測機器

    センサー : Mark Products社製 L-22D(固有周期 2Hz:上下動1成分、水平動[南北・東西]2成分)

    収録装置 : (株)近計システム社製 EDR-6600 (写真3


  2.4. 記録された波形の例(準備中)


3. 震源分布の特徴

  3.1. 震源決定について




(以下一部準備中)

 3.2. 精密再決定震源

 3.3. 時間変化

4. 速度構造解析
 4.1. 解析方法
 4.2. 解析領域と空間分割
 4.3. 解析結果

5. P波初動部振幅解析
 5.1. 減衰構造の意味
 5.2. 解析方法
 5.3. 解析結果
6. 解釈・議論とまとめ

(文責:根岸弘明)

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