平成12年4月28日
	報 道 関 係 各 位 
                            科学技術庁
                           防災科学技術研究所



有珠山の山体表面温度観測について( 速報その3 )






科学技術庁防災科学技術研究所(所長:片山恒雄)は、有珠山の山体表面温度観測を下記のとおり実施しました。
なお、今後の予定としては、噴火等の状況の推移を勘案しながら観測計画を検討していく予定です。




1.観測概要
    (1)観測日時  平成12年4月26日 12時頃
    (2)飛行コース 有珠山を東西に横切るコース
             飛行高度 3,100m(気圧高度)
    (3)使用機体  セスナ208型機(JA8899、中日本航空鰹蒲L)
    (4)使用機器  J-SCAN-AZM
         性能  観測帯域  :可視光域から熱赤外域までの12チャンネル
             測定温度範囲:-20℃〜500℃
             瞬時視野角 :1.25ミリラジアン
                    (解 像 度:標高200m地点で約4m)
             走 査 角 :±40度

2.観測結果
  • 昭和新山、有珠山山頂、西山西麓部、金比羅山を含む領域の温度分布を得た。この領域内で観測された最高温度は小有珠付近の171℃である(図1)。1999年10月4日の同地点の184℃と比較して大きな変化はない。
  • 西山西麓及び金比羅山の火口群の温度を図2中に示す。

      西山周辺の最高温度  38℃
      金比羅山周辺の最高温度  33℃

    現在噴煙活動中の火口の温度は噴気、噴煙のために正確な測定はできていない。
  • 擬似カラー画像(赤:1.05μm帯 緑:0.67μm帯 青:0.56μm帯)により、金比羅山及び西山周辺の降灰(青灰色)の様子が把握できる。










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