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Hao研究員らのGRLに掲載された論文が、Weekly Most Downloaded Articlesとハイライトに選ばれました(2009-06-21)

Hao研究員らのGRLに掲載された論文が、Weekly Most Downloaded Articlesとハイライトに選ばれました

今年6月4日に、Hao研究員らによる「2008年のMw7.9汶川大地震の地表断層と地殻変動」と題する論文が、過去10年間に地球惑星分野でトップ引用された雑誌Geophysical Research Letters(GRL)に掲載されました。2009年6月21日付けのGRLの統計によると、ダウンロードされた回数がトップ5PDF(1.2MB)に入っており、本論文は世界中から注目されました。

また、論文の衛星観測図と断層の図が、GRLの冊子版の表紙BLANKに選定され、WEB版と印刷版に掲載されます。さらに、本論文は、米国地球物理学連合(AGU)のJournal Highlights とEditors'Highlightにも選ばれました。

GRLのハイライトの訳文

「新たなデータにより汶川大地震の断層の動きが詳細に解明された」

2008年5月12日に発生した中国四川省汶川(Wenchuan)地震(Mw7.9)は , 死者87,000人、負傷者370,000人というと甚大な被害をもたらしました。断層帯の一部の領域には立ち入ることができなかったため、研究者達は詳細な断層の運動を知ることができませんでした。それを解明するために、Hao et al. (2009)は、龍門山断層帯の現地調査と、衛星観測データを併用して、断層帯全体にわたる詳細な地殻変動を得ました。彼らは、更に断層モデルを提案し、断層の動きをシミュレーションしました。その結果により、震央付近の映秀―北川断層帯では、主に逆断層すべりが卓越しているのに対し、東北にある断層は、主に右横ずれの運動をしていることが分りました。観測とシミュレーションによって、著者らは映秀―北川断層帯と灌県―安県断層帯が同時に破壊して汶川大地震を生じたと結論づけました。これらの結果が、今回の大惨事をもたらした地震時の龍門山断層帯の運動についての理解が深められました。

詳しくは

論文
Hao, K. X., H. Si, H. Fujiwara, and T. Ozawa (2009), Coseismic surface-ruptures and crustal deformations of the 2008 Wenchuan earthquake /Mw/7.9, China, Geophys. Res. Lett., 36, L11303, doi:10.1029/2009GL037971.

※ An edited version of this paper was published by AGU. Copyright(2009) American Geophysical Union.

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