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第2回日本地震工学会国際シンポジウムExcellent Paper Award for Young Researchersを受賞

表彰 地震・火山防災研究ユニットのダカール・ヤダーブ・プラサード研究員が第2回日本地震工学会国際シンポジウム(Second JAEE International Symposium on Earthquake Engineering)にて発表した論文によりExcellent Paper Award for Young Researchersを受賞いたしました。本賞は日本地震工学会より、国際シンポジウムに論文を投稿、発表し、優れた論文発表を行った若手研究者に授与されます。受賞論文は、功刀卓強震観測管理室長、鈴木亘研究員、青井真地震・火山データセンター長との共著によるもので、長周期地震動の即時予測を目指した絶対速度応答スペクトルの距離減衰式の開発についての研究成果を示しています。ダカール研究員は「今回の受賞により研究課題の重要性を再認識しました。今後も研究を進め、長周期地震動による災害の軽減に貢献していきたいと思います。」と語っています。


受賞論文

Yadab P. Dhakal, Takashi Kunugi, Wataru Suzuki, and Shin Aoi (2013), Attenuation relation of absolute velocity response spectra (1-10 s) in Japan –A preliminary analysis, International Symposium on Earthquake Engineering, Japan Association for Earthquake Engineering, Vol. 2, 39-48.


研究内容

長周期地震動の即時予測のために、防災科学技術研究所強震観測網K-NETおよびKiK-netにより観測された36地震のデータを用いて、1秒から10秒の絶対速度応答スペクトルの距離減衰式の開発を行いました。観測点ごとの増幅係数を求め、さらに増幅係数とJ-SHISによる深部地盤構造モデルとの関係式を求めることにより、盆地内での長周期地震動の増幅を簡便かつ広域にわたり考慮しました。またモーメントマグニチュードではなく気象庁マグニチュードを利用することにより、即時性と予測精度を向上できることを示しました。


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