印刷

新着情報

東北雪氷賞(功績賞)を受賞

東北雪氷賞(功績賞)を受賞した阿部修

平成28年5月13日に宮城県仙台市で開催された公益社団法人日本雪氷学会東北支部大会で、雪氷防災研究センター新庄雪氷環境実験所の阿部修が「東北雪氷賞(功績賞)」を受賞しました。

東北雪氷賞(功績賞)は、雪氷学の発展に対する基礎的貢献、および雪国の発展、ならびに東北支部の運営・発展に関して、著しい貢献をなした者に与えられる賞です。

阿部修の長年にわたる東北地方の雪崩防災への取り組みと、その研究成果が高く評価され、今回の受賞となりました。

授賞式は平成28年5月13日に宮城県仙台市で開催された公益社団法人日本雪氷学会東北支部大会で執り行われました。


受賞標題

雪崩防災ならびに日本雪氷学会東北支部の発展に貢献した功績
東北雪氷賞(功績賞)賞状

受賞理由

阿部会員は長年にわたり東北地方の雪崩防災に取り組んでこられた。その研究成果については2003年に東北雪氷賞学術賞が授与されている。

また、同会員は経験と知識を生かし、東北地方全域の雪崩災害発生地における災害原因の調査ならびに安全性の確認や応急対策の助言、および雪崩の危険性が懸念される地点に対する対策の提言などを多数実施された。特に、2014年、2015年に連続して発生した宮城県(国道48号関山峠)での雪崩の調査と提言は記憶に新しい。また、雪崩に関する講習会や、屋根雪など身近な雪の問題に関する講演会の講師を数多く務め、雪氷事故防止のために尽力された。

さらに、雪結晶や積雪の観察方法などの講習を通じ、一般の人への雪や氷の楽しみ方や科学知識の普及にも取り組んでこられた。昨年には、積雪寒冷地の生活や雪氷の研究に関する、写真を豊富に交えた随筆集「雪原に生きるものたち」を出版することで、雪国生活の魅力や苦労を広く紹介するとともに雪氷研究の重要性をアピールされた。

東北支部においては、理事、副支部長、支部長、東北雪氷賞選考委員長などを歴任され、本支部の発展に貢献された。

以上のように、阿部会員の雪崩防災と東北支部の発展への貢献は顕著であることから、平成28年度東北雪氷賞(功績賞)授与するものである。

受賞コメント

これまで多くの先輩のご指導や同僚の協力を得てご恩返しのつもりで活動してきたことが認められ研究者冥利に尽きます。

関連情報

このページのTOPへ