●2011/2012冬季の雪氷災害調査・資料
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◇秋田県 玉川温泉雪崩(2012.2.3)調査報告
PDFファイル→[report 20120203tamagawa onsen nadare.pdf 240kb]
●2010/2011冬季の雪氷災害調査・資料
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◇岩手県 岩手山雪崩災害調査報告(2011.10.9)
PDFファイル→[report_20111009_iwatesan_nadare.pdf 180kb]
◇新潟・福島豪雨ならびに豪雪、地震による複合斜面災害調査報告(2011.8.15-16)
PDFファイル→[report_20110815gousetsugouu_fukugousaigai.pdf 912,492bytes]
◇新潟県 長岡市山古志・越路雪崩(2011.1.9-11)調査報告
PDFファイル→[report 20110109_YamakoshiKoshiji_nadare.pdf 712,365bytes]
◇新潟・長野地震による雪崩(2011.3.12)調査報告
PDFファイル→[report 20110312 NiigataNagano.pdf 1,322,610bytes]
◇山形県 月山雪崩(2011.2.28)調査報告
PDFファイル→[report_20110228_gassan_nadare.pdf 154,261bytes]
◇富山県 立山雪崩(2010.12.1)調査報告
PDFファイル→[report_20101201_tateyama_nadare.pdf 464,474bytes]
●2009/2010冬季の雪氷災害調査・資料
◇山形県蔵王雪崩(2010.3.13)調査報告
PDFファイル→[report_20100313_zaou.pdf 200,400bytes]
◇新潟県 糸魚川雪崩(2010.2.4)調査報告
PDFファイル→[report_20100204_Itoigawa.pdf 2,230,409bytes]
◇長野県 志賀高原雪崩(2010.2.6)調査報告
PDFファイル→[report_20100206_shigakougen.pdf 526,775bytes]
●防災科研ニュース
◇雪氷災害特集
PDFファイル→[http://www.bosai.go.jp/library/k_news_img/k_news166.pdf 5,518,159bytes]
●2008/2009冬季の雪氷災害調査・資料
◇栃木県 那須岳雪崩(2009.4.4)調査報告
PDFファイル→[report_20090404_nasudakenadare.pdf 404,866bytes]
●2007/2008冬季の雪氷災害調査・資料
◇岩手県八幡平市 源太ヶ岳雪崩(2008.3.8)調査報告
PDFファイル→[report_20080308_gontanadare.pdf 287,404bytes]
◇長野県 栂池雪崩(2008.2.3)調査報告
PDFファイル→[report_20080203_tugaikenadare.pdf 133,881bytes]
◇北アルプス・槍ヶ岳雪崩(2008.1.7)調査報告
PDFファイル→[report_20080107_yarinadare.pdf 18,704bytes]
◇山形県真室川町 大沢雪崩(2008.3.5)調査報告
PDFファイル→[report_20080305_osawanadare.pdf 1,474,560bytes]
◇山形県米沢市 入田沢雪崩(2008.3.17)調査報告
PDFファイル→[report_20080317_iritazawanadare.pdf 131,072bytes]
◇山形県新庄市 東北情報センターにおける屋根雪の崩落事故(2008.2.12)調査報告
PDFファイル→[report_20080212_Shinjo_yaneyuki.pdf 131,072bytes]
●2006/2007冬季の雪氷災害調査・資料
◇北海道積丹岳雪崩(2007.3.18)調査報告
PDFファイル→[report_20070318_shakotandake_nadare.pdf 388,095bytes]
◇八甲田山系前嶽雪崩(2007.2.14)調査報告
PDFファイル→[report_20070214_hakkouda_nadare.pdf 178,829bytes]
●2005/2006冬季の雪氷災害調査・資料
◇山形県小国町国道113号弁当沢トンネル雪崩(2006.2.14)調査報告
PDFファイル→[report_20060214_bentouzawa_nadare.pdf 169,476bytes]
◇青森県平内町夜越山スキー場で発生した雪崩(2006.2.15)調査報告
PDFファイル→[report_20060215_yogoshiyama_nadare.pdf 174,745bytes]
◇秋田県仙北市乳頭温泉郷で発生した雪崩(2006.2.10)調査報告
PDFファイル→[report_20060210_nyuutouonsen_nadare.pdf 128,935bytes]
◇屋根雪の処理における注意点
ビデオ映像あり
◇平成18 年1 月新潟県津南町豪雪調査報告
PDFファイル→[report_200512_200601_tsunan_gousetsu.pdf 77,133bytes]
◇石川県金沢市医王山スキー場で発生した雪崩(2006.1.15)調査報告
PDFファイル→[report_20060115_iouzenski_nadare.pdf 30,090bytes]
◇魚沼市湯之谷ならびに十日町八箇峠で発生した雪崩(2006.1.12)調査報告
PDFファイル→[report_20060112_uonuma_nadare.pdf 41,163bytes]
◇岩手県雫石雪崩(2006.1.4)調査報告
PDFファイル→[report_20060104_shizukuishi_nadare.pdf 45,095bytes]
◇新潟県湯沢町における雪崩(2006.1.3)調査報告
PDFファイル→[report_20060103_yuzawa_nadare.pdf 32,816bytes]
◇新潟県湯沢町土樽雪崩(2005.12.28)調査報告
PDFファイル→[report_20051228_tsuchitaru_nadare.pdf 34,302bytes]
◇新潟県津南町大赤沢で起こった雪崩(2005.12.24)調査報告
PDFファイル→[report_20051224_tsunan405_nadare.pdf 31,853bytes]
◇雪崩発生メカニズムの簡単な説明
JPEGファイル
◇山形県新庄東高体育館屋根雪崩(2005.12.15)調査報告
PDFファイル→[report_20051216_shinjo_yanenadare.pdf 200,307bytes]
●2004/2005冬季の雪氷災害調査・資料
(◆:中越地震関連の資料)
◆長岡雪氷防災研究所における「2005豪雪」への取り組み
『雪氷』67巻5号掲載記事[html]
◇山形県川西町玉庭雪崩(2005年4月11日)調査報告
PDFファイル→[report_200504011_tamaniwa_nadare.pdf 143,995bytes]
◇山形県小国町下小畑鉄橋雪崩(2005年3月12日)調査報告
PDFファイル→[report_20050312_oguni_nadare.pdf 107,531bytes]
◇新潟県妙高村燕温泉雪崩(2005年2月26日)調査報告
PDFファイル→[report_20050226_myoukou_nadare.pdf 195,786bytes]
◇山形県戸沢村高屋雪崩(2005年2月10日)調査報告
PDFファイル→[report_20050210_tozawa_nadare.pdf 64,392bytes]
◆新潟県小千谷市ひ生における旅館倒壊(2005年1月26日)関連調査報告
PDFファイル→[report_20050131_odiya.pdf 55,441bytes]
◇岩手県八幡平恵比須沢雪崩(2005年1月23日)調査報告
PDFファイル→[report_20050123_hachimantai_nadare.pdf 40,121bytes]
◆中越地震二次災害 斜面崩壊地における全層雪崩調査(2005年1月17日)報告1
PDFファイル→[report_20050119_nadare1.pdf 364,041bytes]
◆新潟県十日町、国道253号線における土砂崩れ(2005年1月12日)調査報告
PDFファイル→[report_20050112_dosha.pdf 195,858bytes]
◆新潟県中越地震 斜面崩壊地における雪崩発生危険度分布
分布図と解説[html]
◆屋根にブルーシートを敷いたときの屋根雪の滑落について
PDFファイル→[blue_sheet_katsuraku_Ver_1.2.pdf 279,188bytes]
●2000/2001冬季の雪氷災害
1,2000/2001年冬の降積雪深の変化
下図は、昨冬の新庄支所構内における積雪深と日降雪深の変化を表したものです。12月上旬にまとまった積雪があり、一旦融けた後、12月下旬から本格的な雪となり、そのまま根雪になりました。最大積雪深は1月17日の159cmでした。そして4月中旬になってようやく消えました。この図には主な雪氷災害の発生日と場所を示してあります

2,東北自動車道の玉突き事故
2000年12月12日に東北自動車道で発生した玉突き事故は、いわばたった1台の車の不注意で発生したものでした。新庄支所では、事故発生直後に現場に行き、発生状況を調べました(佐藤、2001a)。先頭を走っていた車は、夏タイヤの前輪のみにゴム製のチェーンを装着して走っていたそうです。前方に地吹雪が発生し、急に視界が遮られた運転手は、ブレーキを踏んで横向きに止まりました。その直後を走っていた大型トラックも急ブレーキを踏んで止まりました。ところが、その後の車は止まりきれずに、この大型トラックの後ろに次々と玉突き衝突したのです。1台の車のために、全部で64台もの車が衝突事故を起こしたことになります。幸い死亡事故には至りませんでしたが、21人が重軽傷を負いました。時期が12月12日と初冬であり、まだドライバーの冬の備えが万全でなかったものと思われます。冬用のタイヤなど足回りを整備するのはもちろん、走行中の車間距離を十分とるなど、注意を払う必要があります。また、高速道路には、利便さを追求して、一旦中に入ったら検問がありませんが、降雪期には車の足回りをチェックするための臨時の検問所を設けることも考えて良いのではないかと思います。

(写真:日本道路公団提供)
3,立谷沢の雪崩災害
2000年12月26日10時頃、山形県立川町立谷沢地区で雪崩災害が発生しました。発電所の点検に北斜面の導水管沿いを登坂していた作業員5人が、左斜面から襲来した表層雪崩に遭遇し、4人が埋没し1人が自力で脱出しました。同日16時頃救助隊により1人が救出されましたが、3人が死亡しました。普通、雪崩のデブリに埋没して6時間もたって助かることはまずありませんので、1名の方は奇跡的に助かったといえます。
新庄支所では、第一報を聞きつけて直ちに現地近くまで行き、現地から3.2km西に離れた北月山荘(標高400m)で積雪の断面観測を行いました(図3)。積雪深は80cmで、雪温は雪面で最低の-5.8℃でした。雪面付近の厚さ33cmの新雪層は霰混じりで、その直下に厚さ4cm、密度120kg/m3の弱層がありました。この層を含む積雪ブロックを低温室内に持ち込み、詳しく観察したところ、さらに低密度の薄い新雪層があることがわかりました(図3中央)。雪崩はこの層を境に上層の積雪が崩れ落ちたものと思われます。したがって、この雪崩は、小規模の乾雪表層雪崩と判定されました。本雪崩は、暖冬少雪が続く中でも雪崩災害に対する備えを怠ってはならないという教訓を残しました。

図3 北月山荘で観測した雪崩発生当時の積雪断面
左:断面写真(右側はインクスプレー処理)、中:透過光による拡大写真、右:顕微鏡写真。
約45cmの高さの所に、厚さ2cmの弱層があった。