HOME > 施設利用方法 > 施設の特徴

施設利用方法

施設の特徴

施設の天井に設置された散水ノズルから、勢いよく水が噴き出しています。

大型降雨実験施設は、豪雨を原因とする自然災害の防止・軽減をはかることを主たる目的として建設され、1974年に運用を開始。2014年には、新しいタイプの災害、ゲリラ豪雨対応型への施設改修を行いました。

当施設は、自然降雨に近い状態を再現できる世界最大級の規模・能力を有する散水施設です。これを利用して、土砂崩壊や土壌侵食、センサー性能試験等々の防災に関する基礎的・応用的研究が行われています。

施設の特徴
特徴1世界最大級の散水面積・散水能力
特徴2移動降雨装置
特徴3ゲリラ豪雨対応

特徴1:噴射径の異なる四種類のノズル(2176個)から、最大で約3,000平方メートル(44m×72m)の範囲に散水ができるため、実大規模の模型斜面で崩壊実験が可能です。
散水ノズルの拡大写真です。4種類のノズルから、各に雨を降らせることができます。

特徴2:最長375mの実験ゾーンを、大きな建屋が移動可能なため、散水実験と模型製作が同時並行で実行できます。
大型降雨実験施設を俯瞰図で紹介した写真。降雨装置と実験区画、ポンプ室などが、配置されています。

特徴3:ゲリラ豪雨と呼ばれる短時間での局地的な豪雨を再現する、10分当たりの雨量50.0mm(1時間当たりの雨量300mm)、最大雨滴粒径6mm程度の降雨が可能です。

大型降雨実験施設を利用するには、以下3種類の形態があります。

利用形態
「共同研究」 外部機関(産、官、学)と防災科学技術研究所が共同で実験研究を行います。
「受託研究」 外部機関(産、官、学)から防災科学技術研究所が委託を受けて実験研究を行います。
「施設貸与」 利用申込者が施設を借りて行う実験です。


☆◎施設の特徴/ ◎施設の主な仕様/ ◎利用例と主な実績一覧
申込方法/ ◎FAQ(問合せ)●TOPに戻る

メニュー