1.土砂災害分野の構成メンバー



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2.現在の主な研究活動



私たちは現在、次のような研究課題に取り組んでいます。

  1. 豪雨による土砂災害の発生予測に関する研究(特別研究プロジェクト)

     平成12年度から、豪雨により発生する土砂災害を軽減するため、大規模地すべり分布図の発行、その危険度評価、ならびにドップラーレーダを用いた表層崩壊発生域の予測手法の開発をすすめるとともに、それらの成果をインターネットで公開する特別研究を他研究部門と共同で進めています。

    キーワード:地すべり分布図、危険度予測、レーダによる降雨量予測、情報公開

  2. 大型模型実験による高速土砂移動現象の解明(科学技術振興調整費)

     山崩れ、地すべりによる被害の中でも流動化した崩壊土砂の拡散・堆積が被害範囲を大きくしています。この、崩壊土砂が崩壊時に流動化し、落下する過程を模型実験により再現し、そのメカニズムの解析をすすめています。この研究は、森林総合研究所と共同で行っています。

  3. 空間情報のデータベース化に関する研究(振興調整費知的基盤)



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3.大型降雨実験施設を利用した研究

 共用施設である 大型降雨実験施設の運用を担当し、防災科研単独で行う「自体研究」や所外の研究者と共同で行う「共同研究」、所外の機関から委託されて行う「受託研究」を行っています。最近では研究の発展、社会の要請に合わせて自然災害中心の研究から、先端的・地球科学的な研究にも対象範囲を広げて対応しています。

<最近の実験課題>

  1. 崩壊土砂の運搬機構に関する研究(森林総合研究所との共同研究)
  2. 土層内の間隙水圧の変化とクリーピング挙動に関する実験(千葉大学との共同研究)
  3. 基盤岩を含んだ降雨流出機構の解明に関する実験(名古屋大学,筑波大学との共同研究)
  4. 水田圃場における流出特性に関する実験的研究(宇都宮大学との共同研究)
  5. 光空間伝送システムの信頼性に関する実験(受託研究)

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4.研究交流活動および海外技術指導


 国内のほかに国外の関連分野の機関(米国・地質調査所、米国・森林研究所、中国・西北水土保持研究所、ベルギー・災害医学研究所、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学など)との研究交流、共同研究を積極的に進めています。


<研究交流活動>

  1. 1999年2月16-18日、名古屋で IDNDR水災害防災国際シンポジウム−21世紀の水災害軽減を目指して−を開催しました。論文集(最終reportを含む)は1999年8月に発行しました。
  2. 1997年11月18日〜19日、「土砂・洪水災害に研究に関するワークショップ」を開催しました(筑波)。参加者は131名でした。論文集は1998年3月発行しました。
  3. 1991年9月30日〜10月2日、「雪・雪崩の制御、地すべりの予知と制御に関する国際ワークショップ」を開催し、国内外から120名の研究者が筑波に集まり、研究発表、意見交換を行いました。

<海外技術指導>

  1. 森脇 寛:1995年8月 メキシコ、エル・サルバトル、チリ 「防災に関する技術指導」
  2. 森脇 寛:1994年10月 中国 「華清池地すべり調査」

<最近の留学生受け入れ>

  1. 振興調整費「火山地域における土砂災害予測手法の開発に関する国際共同研究」(平成5〜6年)
  2. 1995年 兵庫県南部地震による地表面変位量の計測
  3. 1995年 兵庫県南部地震による斜面崩壊調査

【科学技術庁長官賞】

  1. 福囿 輝旗「斜面崩壊時間の予測手法の開発」
  2. 森脇  寛「崩壊土砂の到達距離予測手法の開発」
  3. 富永 雅樹「土壌水流速計の開発」

【特許】

  1. 森脇  寛:降雨ノズル及び可変降雨装置(特許第2704506号)
  2. 森脇  寛:降雨システム(特許第2715058号)
  3. 富永 雅樹:複素誘電率の測定方法及び装置(特許第1895925号)
  4. 富永 雅樹:混合物質中の流量測定法及び装置(特許第2034852号)

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