メンターとの交流一般来場者との交流トロフィー 高専防災減災コンテストは、防災減災に関わる社会課題を解決する技術のアイデアの創出と、その検証を行い、高専生の成長の促進と、若い力による社会の災害レジリエンス向上への寄与を目的とした取組みです。全国の高専から28チームの応募があり、その中から書類審査を通過したファイナリストの10チームが、試作、実験、ステークホルダーからのヒアリングなどを通して、自らの提案のアイデアについて検証を行った成果を動画にまとめ、発表を行いました。実際の現場でのステークホルダーのヒアリングなどを通じて、高専生は成長し、各チームのアイデアが磨かれて変化していきました。アイデア検証の期間には、防災科研の研究者や関係する機関から参加したメンターが、各チームの取組みに寄り添いながらアドバイスなど伴走支援しました。表彰は、最優秀賞の位置付けの「文部科学大臣賞」、主催者から「高専機構賞」、「防災科研賞」、「国際科学振興財団賞」、そして後援いただいている NHK から「NHK会長賞」が送られました。審査員長:川島 宏一(国立大学法人筑波大学システム情報系社会工学域 教授)審査員 :坂下 哲也(一般財団法人日本情報経済社会推進協会 常務理事) 諸橋 和行(公益社団法人中越防災安全推進機構 業務執行理事) 國枝 佳明(独立行政法人国立高等専門学校機構 理事 / 富山高等専門学校長) 下田 貞行(独立行政法人国立高等専門学校機構 教育総括参事) 岩波 越 (国立研究開発法人防災科学技術研究所 研究主監) 取出 新吾(国立研究開発法人防災科学技術研究所 総合防災情報センター長補佐) 吉岡 高志(公益財団法人国際科学振興財団 専務理事) 土屋 定之(公益財団法人国際科学振興財団 理事) 金濱 理卯(NHKメディア戦略本部・展開センター防災復興支援グループ チーフ・プロデューサー) 3アイデア検証の最終審査は次の4つの観点で行われました。①地域への実装や他地域への展開の可能性②課題検証のプロセスが明確③ステークホルダーヒアリングの分析④プレゼンテーション動画の工夫審査員最終審査会の趣旨
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