第1回高専防災減災コンテスト要旨集
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2W1H(Water Wheel for Help)Rescue Ball(RB)提案者企画概要提案者企画概要野志晃生、渡部大地、野間祐希、西一心・□□に適切なセンサの選定→実際に救助活動で使われている機器のセンサの調査、地元企業様の技術協力・災害現場を再現したジオラマでの動作実験→様々なサイズ、重量の球体が、がれき・障害物の間でどのような動きをするのかを検証奥和田輝、神谷柾徳、坂口誠弥、寺邊心菜、池田陽紀(教員)台風や地震などの1次災害の後に生じる2次災害による被害を抑制するためには,速やかなライフラインの復旧,維持が必要であると考えている。予備電源を確保できれば,停電が⾧引いたとしてもライフラインは維持され,2次災害の防止に繋がる。本企画では,農業用水路に設置できるような小水力発電設備を構築し,スマートフォンの充電や街灯の点灯ができるような非常用電源を開発する。これを利用すれば,災害時に緊急連絡ができるようになったり,緊急自動車の誘導等に活用し,2次災害の防止に寄与できる。また,災害時だけでなく定常時にも電源として使うことができ,フェーズフリーな電源を実現できる。実証内容農業用水路を活用した小水力発電システムを構築する。また,このシステムでモバイルバッテリーを充電し,スマートフォンの充電を可能とする蓄電システムを構築する。小水力発電システムの構築にあたっては,自転車用車輪に搭載されているハブダイナモを用いる。蓄電システムの構築にあたっては,モバイルバッテリーを充電するため,5Vの定電圧を出力する回路を製作する。以上のシステムが動作するかを検証する。目標とする取組成果この取り組みを通じての目標は,スマートフォンの充電や街灯の点灯が可能な小水力発電システムの完成である。水車や回路の製作を行い,実際に農業用水路での動作を検証した。この結果,システムが問題なく動作することを確認した。非常用電源としてはもちろん,定常時の電源としても活用できることが期待される。ステークホルダーヒアリングで得られた取組への期待現在,停電時の対策は特に講じていないそうだ。そのため,停電が⾧引いた場合に,暖房を使用する電力であったり,オール電化の家庭に電力を供給することができるようになると伺った。これにより,地震等の一次災害の後に起きる停電などの二次災害の被害を減らすことができると考える。また,本システムに搭載する機能としては,スマートフォンの充電という要望を受けた。取組内容取組内容取組成果・効果取組成果・効果整流回路奈良工業高等専門学校2W1H(Water Wheel for Help)8実証内容□□□□に搭載する内部構造の検討、主に□□の仕様を叶えるセンサーの選定を行う。→メンターミーティングでの話し合い→地元企業のエンジニアの方のご協力□□□災害現場を再現したジオラマでの球体の動作実験それら□つの活動を□□実現への取り組みとする目標とする取組成果□□が実現する、内部構造・外径の提案ステークホルダーヒアリングで得られた取組への期待実際に救助活動を経験されたレスキュー隊の方より、災害現場ではとにかく情報が足りないため、□□が実現すれば、今まで以上に効率の良い捜索が行え、より多くの生存者救出に繋がる。アイデア検証アイデア検証アイデア検証報告資料報告資料報告資料アイデア検証アイデア検証アイデア検証報告資料報告資料報告資料奈良工業高等専門学校新居浜工業高等専門学校新居浜工業高等専門学校□□□□□□□□□□□□□□

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