長岡雪氷防災研究所 冬の一般公開
「雪を知り、防災にいかす」


 今冬の日本を襲った記録的な豪雪は各地に甚大な被害をもたらしています。独立行政法人防災科学技術研究所(理事長:片山恒雄)は、「雪を知り、防災にいかす」と題しまして下記のとおり、長岡雪氷防災研究所において冬の一般公開を実施致します。

 
日 時: 2006年2月4日(土曜日) 午後1時00分〜3時30分(受付時間:午後2時〆切)
  *グループを作り、職員が引率して説明します。所要時間は1時間半程度を予定しています。

場 所: 独立行政法人防災科学技術研究所長岡雪氷防災研究所 新潟県長岡市栖吉町前山
  *地図はこちらです。

内 容: 雪氷防災研究の現況を紹介する他、実際の屋外観測も予定しています。
     ☆積雪断面観測
         降り積もった雪は、時々刻々と状態を変えていきます。屋根に積もった雪も、
        時間が経つと思いがけず重くなります。そこで、積もった雪の状態の変化を知る
        ために、実際に野外で穴を掘って雪断面を観察し、また、全体ではとどれくらいの
        重さになっているのかなどを調べます。
     ☆雪の結晶の観察
         降る雪にもいろいろな種類のものがあります。特に長岡では、重い雪が多く
        降ります。実際に降っている雪を低温室の中で受けて顕微鏡で観察します。
     ☆雪雲のレーダー観測
         長岡から、新潟、高田、津南など広い範囲にわたっての雪雲の形や大きさ、
        動きなどを実際のレーダー観測で見ながら、降雪の分布と地形との関係の特徴を
        説明します。
      雪氷防災意識を高めるため、今冬の降積雪や融雪などについて知っていただくことを
     ねらいとしています。
  *天候などにより紹介内容を変更することがあります。

参加費: 無料

注意事項: 屋外での説明を予定していますので、寒さを防げる服装で
        お越し下さい。

問い合わせ先 (独)防災科学技術研究所 長岡雪氷防災研究所
           電話: 0258−35−7520