イベント・講座 〜シンポジウム"平成18年豪雪を振り返る"〜



 平成18年豪雪による被害は全国で死者150名を超える人的被害や多くの家屋倒壊、豪雪による集落孤立の発生、JRや私鉄の運転休止、さらに電線着雪による数10万世帯の停電など雪国を中心に多大なものとなりました。 新潟県津南町から長野県栄村につながる国道405号でも通行止めとなり、秋山郷が孤立したことが連日報道されました。平成18年豪雪は、近年暖冬が続き忘れられがちであった雪の怖さを我々に再認識させるとともに、雪害対策の問題点も浮き彫りにしました。そこで昨冬得られた教訓を生かすためにも、今一度"平成18年豪雪"を振り返る機会を持ちたいと思います。 また雪崩に関する最新の研究も紹介したいと思います。このような趣旨でシンポジウムを以下の概要で開催しますので、ふるって御参加いただきたいと思います。

    防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 佐藤篤司


     
    日時: 2006年9月29日(金)
           午後;国道405号〜秋山郷 雪崩地形巡検
           宿泊;ニュー・グリーンピア津南
        2006年9月30日(土)
           午前;学習会(10:00 〜 12:00)
              ◆◆◆学習会プログラムはこちら
           午後;講演会(13:30 〜 17:00)
              ◆◆◆講演会プログラムはこちら
    場所: 宿泊、学習会・・・ニュー・グリーンピア津南
        講演会・・・・・・・・津南町文化センター
    主催: 防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター
    共催: 新潟県十日町地域振興局、十日町市、津南町、
        土木研究所 雪崩・地すべり研究センター
        新潟大学災害復興科学センター



<参加申し込み方法>
以下の内容のメールを  までお送りください。
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シンポジウム"平成18年豪雪を振り返る"参加申し込み
  参加者:
  所属:
  Email アドレス:

  ・9月29日 国道405号 雪崩地形巡検 
    参加 不参加

  ・"ニュー・グリーンピア津南"宿泊(親睦会あり)
    宿泊必要 宿泊不必要

  ・9月30日 シンポジウム
    参加 不参加
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講演会プログラム

「豪雪をもたらした雪雲の挙動」
  防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター
 中井 専人

「津南町の平成18年豪雪」
  津南町 総務課総務班
 高橋 隆明

「平成18年豪雪の道路状況について」
  新潟県 十日町地域振興局 地域整備部維持管理課
 金子 善一郎

「20年ぶりの豪雪 −過去との違い・未来への課題−」
  長岡技術科学大学
 上村 靖司

「平成18年豪雪による雪崩災害」
  新潟大学災害復興科学センター
 和泉 薫

「航空レーザー計測等による雪崩実態調査」
  土木研究所 雪崩・地すべり研究センター
 花岡 正明

「雪崩発生予測の研究紹介」
  防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター
 山口 悟

 総合討論

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