積雪観測講習会のご案内
ふだん見慣れている積雪でも、その中身となると意外に知らないことが多いものです。
積雪観測は、積もっている雪の状態を正しく把握し、記録するために行います。これにより、雪崩や吹雪などの雪氷災害がなぜ起こるのか、あるいは、積雪が水資源としてどれだけあるのかなどを,定量的に解き明かすことが可能になります。また、道路除雪や屋根雪処理を効率的に行なうためにも必要不可欠なものです。
このたび、(社)日本雪氷学会東北支部と防災科学技術研究所雪氷防災研究センター新庄支所では、初心者でもわかりやすく学べるように、ベテランスタッフによる積雪観測講習会を開催致します。この講習会の目標は、参加された皆さんが積雪層の状態を判断し、観測結果のレポートを作成できるようになることです。
受講された方には修了証書を発行します。
日 時:2010年2月23日(火) 9:00 受付開始
受付:弘前大学理工学部1号館 2階1番講義室
9:10 開会
9:15〜10:00 座学 雪の性質の基礎知識
10:00〜11:00 野外実習 積雪断面観察
11:00〜12:00 野外実習 積雪データの測定
12:00〜13:00 昼食
13:00〜14:30 室内実習 積雪データの整理
14:30 閉会
場 所:弘前大学理工学部及びその周辺
(URL: http://www.hirosaki-u.ac.jp/access/hirosakimap/index.html)
(文京町キャンパス)
※弘前駅から雪道の徒歩は30分程度かかります。
バス(3番のりば小栗山線「弘前大学前」下車、所要約10分)をおすすめします。
〒036−8561 青森県弘前市文京町3番地
講 師:小杉健二、阿部修、佐藤威(防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター新庄支所
参加費:一般 1,000円(学会員、特別会員・賛助会員に所属するものは500円)
学生 500円(学会員は300円)
主 催:(社)日本雪氷学会東北支部
(独)防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 新庄支所
共 催:日本雪工学会北東北支部
後 援:弘前大学大学院理工学研究科
申込先:〒996-0091 山形県新庄市十日町1400
(独)防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 新庄支所
小杉健二(電話 0233-22-7550、ファックス 0233-23-3353、
eメール: kosugi -at- bosai.go.jp (-at-を@に変更してください))
お申し込みの際は、ご氏名、所属、住所、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。
締め切り:2010年2月15日(月)