日時: 2006年3月10日(金) 場所: 防災科学技術研究所長岡雪氷防災研究所大会議室 (新潟県長岡市栖吉町) ワークショップ『降雪に関するレーダと数値モデルによる研究(第4回)』が長岡雪氷防災研究所大会議室において開催された。「平成18年豪雪」対応のためもあり、今回は規模を縮小して2006年3月10日午後の半日という日程で行われた。豪雪による死者が150名に及び、重軽傷者が2000名、住家被害も4500棟を越える(2006年4月3日現在、消防庁調べ)という災害の発生する中、防災、減災に役立つ雪氷科学の中で降雪の研究はどのような位置づけ、方向性を持ち得るのか、考察と議論を深めることを狙いとして4件の講演が行われた。 講演者に加えて新潟県内を始め東京などから合計24名の参加者があり,熱気のあるワークショップとなった。プログラムは次の通りである. プログラム: 開会 14:00 − 14:10 主催者挨拶 佐藤篤司(防災科学技術研究所 雪氷防災研究部門長) 14:10 − 14:45 地球温暖化と日本の天候 木本昌秀 (東京大学気候システム研究センター) 14:45 − 15:20 北陸地域の広域積雪水量算定の試みと今後 熊倉俊郎 (長岡技術科学大学環境建設系) 15:20 − 15:30 休憩 15:30 − 16:05 山岳性降雪観測・予測の問題点 村上正隆 (気象研究所物理気象研究部) 16:05 − 16:40 降雪分布を決める要因について 中井専人 (防災科学技術研究所雪氷防災研究部門) 16:40 − 17:00 全体討論 |