ごあいさつ 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 理事長 林 春男 本日は、防災科学技術研究所の平成30年度成果発表会にお越しいただき、誠にありがとうございます。 防災科研は、「災害に強い社会の実現」を基本目標に、地震・津波・噴火・暴風・豪雨・豪雪・洪水・地すべりなどによるさまざまな自然災害を対象として、予測・予防・対応・回復という災害の全フェイズに関する防災科学技術の研究開発を進めております。 さて、防災科研が独立行政法人に移行したのを機に始めた成果発表会も、今年で14回目を迎えます。本年度の成果発表会は「生きる、を支える科学技術」をテーマとして開催いたします。 まず第一部として「平成30年の災害が教えてくれた教訓」と題し、雪おろシグナル、草津白根山噴火、大阪府北部地震、平成30年7月豪雨、平成30年北海道胆振東部地震に対する防災科研の取り組みを紹介いたします。 そして第二部は、約80に及ぶ防災科研の研究成果のポスター発表を行います。 最後に第三部では「今さら聞けないSIP4Dのすべて」と題し、災害時における関係機関間の情報共有を目的として開発された「SIP4D」についてパネルディスカッションを行います。 本日の成果発表会が、私ども防災科研に対する皆様のご理解を新たにしていただける一助となれば、誠に幸いです。また、皆様には、今後とも防災科研に対するあたたかいご指導とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。ごあいさつ
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