令和3年度成果発表会
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2019.○○.○○○○○○○○○○○○○2022.2.28令和3年度成果発表会地震津波火山ネットワークセンター木村尚紀地下の地震断層の破壊にかかる時間を考慮することにより、即時性を維持しつつ、過小評価を改善する解析を検討しました。巨大地震のための「即時震源パラメータ解析システムAccurate and QUickAnalysis System for Source Parameters (AQUA)」では、地震波の長周期成分を解析し、比較的大きな地震を対象に、位置、規模、および断層タイプを高精度に自動決定しています。強い揺れを記録するのに適した地震計(速度型強震計)を導入することで、東北地方太平洋沖地震についても解析が可能となりましたが、地震の規模が過小評価となっておりました。そこで、今回の検討を行いました。こちらの動画では、その検討内容をご紹介いたします。・2020年度の動画はこちらになります。「即時震源パラメータ解析システム(AQUA)の改良」https://youtu.be/eTr05F5d5X4詳細は、こちらもご覧ください。https://www.mowlas.bosai.go.jp/research/20200420/・「地震の基礎知識」はこちらになります。「2.2 マグニチュード別に見た地震のイメージ」をご覧くださいhttps://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/part1.html・AQUAによるリアルタイムの自動処理結果は、防災科学技術研究所高感度地震観測網(Hi-net)のWEBサイトにおける「■AQUAシステム震源速報」にて公開されます。https://www.hinet.bosai.go.jp/・また、AQUAの概要について、以下のページでもご覧いただけます。https://www.hinet.bosai.go.jp/AQUA/aqua_exp.php動画概要地震の破壊にかかる時間を考慮即時解析(AQUA)に応用を検討

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