令和3年度成果発表会
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2019.○○.○○○○○○○○○○○○○2022.2.28令和3年度成果発表会地震津波火山ネットワークセンター高橋成実2011年の東日本大震災では大きな津波の被害を受けました。これを教訓に南海トラフ地震への検討が進んでいます。しかし、津波への備えはひとりひとりが正しく理解しなければいけません。津波が来ても浸水深が浅いから安心と思っていませんか?浸水深が浅い場所には津波の瓦礫が押し寄せ、大火災につながる可能性もあります。この津波瓦礫が発生する量は、浸水深や津波の流速と関係します。これまで海域観測網で設置された地震計や津波計のリアルタイムデータから沿岸地域にもたらす津波の到達時刻、高さ、浸水深と浸水エリアを予測するシステムを構築、地域に実装してきました。この瓦礫の評価とこれまでの津波即時予測システムを組み合わせて、直接津波被害を予測する取り組みを進めています。動画概要津波被害を予測する

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