令和4年度成果発表会
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2019.○○.○○○○○○○○○○○○○2023.2.21令和4年度成果発表会2023.2.21令和4年度成果発表会地⾯の揺れや津波を引き起こす地震の正体は断層が⾷い違い、すべることです。そのすべり⽅を左右する重要な要素の⼀つが⽯の摩擦の性質です。摩擦の性質は観測からは推定できないため、実際に⽯をすり合わせる摩擦すべり実験によって調べるしかありません。つまり、実験室で「地震をつくって調べる」しかないのです。しかし実験室で調べた摩擦の性質を数100キロメートルにも及ぶ実⼤断層に適⽤できるかは未だ不明です。この疑問に答えるため、防災科研は通常に⽐べはるかに⼤規模な摩擦すべり実験に取り組んでおり、さらに世界最⼤規模の実験を計画中です。本動画ではその概要について紹介いたします。動画概要地震津波防災研究部⾨⼭下太地震をつくって調べる

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