室内(居室)空間での被害予測・対策法の提示アプリ地震対策普及啓発活動(実験データによる体験型システ人的被害を考慮した、被害再現実験の検討画像・音響データ等を用いた環境把握、AIによる被害判定住居全体、部屋ごと。家具側もレール、アンカーなどの設置(デザインも工夫)鴨居などに固定。加工部を用意に交換可能に。下地などを強化、強度の提示下地の場所をわかりやすく提示(目印、デザイン、図面)家具固定対策に関しては、退去時の補修費用を求めない家具等固定性能(住居全体・個別家具固定しやすさ、賃貸物件等のソフトをレベル分け。付加的指標(搬入しやすさ)、実施可能機関の提示)の検討被害度の指標の検討復旧リソースの算出方法の検討2019.○○.○○○○○○○○○○○○○2023.2.21令和4年度成果発表会地震災害に対して、構造物等(含、室内空間)の性能(耐震)性の把握・強化(予測・予防)と、地震後の迅速な建物の被害把握(継続利用・自主避難、復旧リソース把握)および迅速な復旧活動が重要である。そこで、地震が発生する前後のPhaseに分割して研究開発を行う。まず、地震災害前のPhaseでは、建物の性能(耐震性)評価と対応策を提示する「建物ドック」(含、家具等固定性能)について検討を行う。具体的には、以下の項目について検討する。ム)さらに、地震災害後のPhaseでは、地震発生時の迅速な対応を支援する個別建物被害度判定を行う「建物トリアージ」の検討を行う。法の検討E-ディフェンスではこれまで、地震被害を再現させ、主に予防力を向上させることで防災減災に貢献してきた。今回の研究では、それらに加え、予測・情報力の向上を実施し、「人々の大事なものを守る」ために研究を推進していきます。(サイト)等の検討家具等固定性能として、家具等の固定しやすさを、住居(設置される側)、家具(設置する側)のそれぞれで、数値化し格付けする。地震対策普及啓発活動(実験データによる体験型システム)については、「HYOGO・KOBE2022ぼうさいこくたい」において実施した、VRによる実験映像と起震車との融合により、視覚と揺れの体感を同時に体験する仕組みを検討し、地震の怖さをより知っていただき、地震対策の重要性を訴えた。■建物の性能(耐震性)評価と対応策を提示する「建物ドック」■住居・個別家具固定しやすさによる格付け(家具等固定性能)■画像・音響データを用いAIにより個別施設の被害把握起震車とVRによる実験映像のコラボー「建物ドック」・「建物トリアージ」による都市機能のレジリエント化ー地震減災実験研究部門佐藤栄児「地震発生」その時ではなく、その前に
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