2019.○○.○○○○○○○○○○○○○2023.2.21令和4年度成果発表会2023.2.21令和4年度成果発表会過去の地震災害を振り返ると、建物の倒壊や橋脚の破壊などが⼤きく取り上げられているが、⼈的被害にフォーカスを合わせた場合では、室内における⾮構造部材、家具、什器による被害がその半数以上を占めていることがこれまでの調査結果より報告されている。そこで、構造物の耐震性についてだけでなく、室内空間の機能維持性能に対しても⼗分な検証・対策が急務です。そこで、防災科学技術研究所では、地震時に建物の室内空間の機能を維持することを⽬的として、⼤規模な振動台実験を実施致します。本実験の成果により、室内の被害を定量的に評価することが可能となり、構造物を含めた総合的な地震時の被災状況を把握し、早期復旧が可能となります。動画概要地震減災実験研究部⾨福井弘久E-Defenseを⽤いた室内被害再現実験
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