122──台風・大雨あなたの家はどんな場所にありますか⃝大雨が降ると、がけの近くや山の近くではがけくずれや山くずれがおきやすくなります。⃝大雨のときに生じる山くずれやがけくずれは、流れが速いため、くずれ始めてから避難したのでは、ほとんどの場合、間に合いません。今まで経験したことがないような大雨のときは、早めにがけや山から離れたところに避難しましょう。⃝小石などがぱらぱら落下してくる、わき水が噴き出したり、にごったり、止まったりする。斜面がふくらむ、地鳴りが聞こえる、などの現象を発見したら、直ちに避難しましょう。山 や がけ のそばでは⃝台風がくると、海面がふくれ上がり、大波が打ちよせ堤防を越えて海水があふれてくることがあります。低地では水はけが悪いことや、地盤沈下で堤防が弱っていることがあるので、大変危険です。⃝いったん堤防が切れると、海水が浸入し満潮位まで浸水することになるため、広い範囲に大きな被害が発生します。⃝堤防は、地震でも壊れることがあります。このときは、突然浸水することになるので、大変危険です。⃝市・区役所などに問い合わせて、自分の家の地盤高を知り、満潮位以上の高さにある避難場所を確保しましょう。ゼロメートル地帯では⃝台風がくると、海面がふくれ上がり、大波が堤防を越えて陸地に押し寄せて、大被害となることがあります。台風が近くの西側を通過するときは、雨や風が強くなりますので、特に注意しましょう。⃝テレビやラジオ、有線放送、警察などの情報に注意しましょう。⃝風が強く、海が荒れてきたら早めに近くの高い場所に避難しましょう。⃝台風が満潮と重なると更に水かさが増します。満潮の時刻にも注意しましょう。海のそばでは
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