気象災害軽減イノベーションセンター活動報告シンポジウム2018~社会実装に向けて~

終了いたしました。
多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

この度のシンポジウムは、「社会実装に向けて」という、気象災害軽減イノベーションセンターの活動の核心的な目的を担っている部分をサブタイトルにて開催され、当日は、前日の大雪で欠席のご連絡をいただいた方が複数いらっしゃる中、様々な分野から、95名もの参加者を迎えることができました。

来賓挨拶では、JIPDEC(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)の坂下哲也常務理事より「気象データ利用促進の期待」というタイトルにて、ご講演をいただきました。

第1部の招待講演では、 高知尾昌行氏(株式会社JTBコーポレートセールス 霞が関第一事業部 営業第一課 マネージャー)と畑中貴之氏(株式会社オープントーン観光ビッグデータ事業部)より、「観光予報プラットフォーム~気象データを活用した「日本の四季」の可視化による観光需要創造の可能性~」について、山崎俊彦氏(東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 准教授)からは、「大規模マルチメディアデータによるユーザナビゲーション~「魅力工学」の防災情報発信への応用可能性を探る~」について、それぞれ大変貴重で興味深いご講演をいただき、活発な質疑応答が交わされました。

第2部では気象災害軽減イノベーションセンターの3つのプロジェクトの活動報告が行なわれました。また、連携先事例紹介では、株式会社スノーテック新潟の齋藤隆幸氏より、降雪気象情報広域提供システムの構築について、エー・シー・エス株式会社の排崎昌雄氏からは、IoTを活用した防災情報システムについて、公益社団法人中越防災安全推進機構の諸橋和行氏からは、防災今昔写真ワークショップの取り組みについてご紹介いただきました。

今回のシンポジウムで、参加者の方々には、気象災害軽減イノベーションセンターの様々な活動、取り組みを知っていただけたとともに、皆様からの期待、関心の高さ、また“攻めの防災”を掲げる当センターの役割の重要性を改めて認識いたしました。参加者の皆様からいただきました様々なご意見を活かし、今後の活動を広めていけるよう努めてまいります。


招待講演:
高知尾昌行氏(株式会社JTBコーポレートセールス)


招待講演:
山崎俊彦氏(東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 准教授)

開催案内

国立研究開発法人防災科学技術研究所気象災害軽減イノベーションセンターを設置し、1年9ヶ月が経ちました。そこで、「気象災害軽減イノベーションセンター成果報告シンポジウム」を下記のとおり開催します。

シンポジウム第1部では、高知尾昌行氏(株式会社JTBコーポレートセールス 霞が関第一事業部 営業第一課 マネージャー)と山崎俊彦氏(東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 准教授)をお招きした講演、第2部では、イノベーションハブ構築支援事業『「攻め」の防災に向けた気象災害の能動的軽減を実現するイノベーションハブ』により、気象災害軽減イノベーションセンターが実施している3つのプロジェクトを中心にこれまでの取り組みについて報告いたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

主催
国立研究開発法人防災科学技術研究所気象災害軽減イノベーションセンター
協力
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
日時
平成30年1月23日(火曜日)13時30分~16時30分
(受付開始:13時00分)(終了いたしました)
場所
国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部(サイエンスプラザ)B1大会議室
アクセス(東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ) (別サイトになります)
定員
100名(先着順 ※事前登録制、下記参照)
参加費
無料
参加申し込み

参加をご希望の方は、下記の参加フォームの1.~3.を明記のうえ、2018年1月19日(金曜日)までにメールにてお申し込みください。なお、定員制(お申し込み先着順)です。お早めのお申し込みをお願いいたします。別途、受付登録メールを返信いたします。

送信先メールアドレス:
ihub-nied(at)bosai.go.jp
※(at)は、@に置き換えて下さい。
件名:
気象災害軽減イノベーションセンター活動報告シンポジウム2018参加
参加フォーム:
1.会員番号(※コンソーシアム会員の方のみ記載願います。)
2.所属
3.参加者氏名
プログラム

司会:宮島亜希子(防災科研 気象災害軽減イノベーションセンター特別技術員)

13時30分~13時45分
開会挨拶
島村誠(防災科研 気象災害軽減イノベーションセンター センター長)
来賓挨拶
坂下哲也 氏(一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)常務理事)

第1部:招待講演

13時45分~14時30分
観光予報プラットフォーム~気象データを活用した「日本の四季」の可視化による観光需要創造の可能性~
高知尾昌行 氏(株式会社JTBコーポレートセールス 霞が関第一事業部 営業第一課 マネージャー)
14時30分~15時15分
大規模マルチメディアデータによるユーザナビゲーション~「魅力工学」の防災情報発信への応用可能性を探る~
山崎俊彦 氏(東京大学大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 准教授)
<15時15分~15時25分:休憩>

第2部:気象災害軽減イノベーションセンター活動報告

15時25分~15時35分
プロジェクト1:大雪対応サプライチェーンマネジメントシステム開発
中村一樹(防災科研 気象災害軽減イノベーションセンター センター長補佐)
15時35分~15時45分
プロジェクト2:IoTを活用した地域防災システム開発
上石勲(防災科研 気象災害軽減イノベーションセンター 副センター長)
15時45分~15時55分
プロジェクト3:首都圏の稠密気象情報提供システム開発
岩波越(防災科研 気象災害軽減イノベーションセンター 副センター長)
<15時55分~16時05分:質疑>
16時05分~16時25分
連携先事例紹介
株式会社スノーテック新潟様、エー・シー・エス株式会社様、公益社団法人中越防災安全推進機構様
16時25分~16時30分
閉会にあたり
大塚進 氏(国立研究開発法人科学技術振興機構 イノベーション拠点推進部 イノベーションハブグループ 調査役)
お問合せ

国立研究開発法人防災科学技術研究所
気象災害軽減イノベーションセンター内
コンソーシアム事務局(担当:中村・飯島)
TEL:029-863-7242
メール:ihub-conso(at)bosai.go.jp
※(at)は、@に置き換えて下さい。