【コンソーシアム会員向け】雪氷防災実験の標準化に関する勉強会

終了いたしました。
多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

防災科学技術研究所が所有する大型実験施設(雪氷防災実験棟等)の更なる利活用を推進するため、実験施設、実験条件の標準化に関する勉強会を開催し、実験施設ユーザーの他、着雪評価試験に関心のある多くの産学関係者の方々に参加いただきました。

講演では、一般財団法人日本規格協会の石川氏より「標準化の基本と活用」についてお話をいただき、弊所施設担当より施設の概要や施設での着雪性能評価実施例を紹介いたしました。また、三菱総合研究所加藤氏より「大型試験設備の有効な利活用を促進するための標準化の考え方」についてお話をいただいた後、着氷実験装置の構築について実績のある株式会社SUBARU航空宇宙カンパニー吉田氏に実証システムのコンセプト、評価試験についての実際の取り組みや苦労した点、国外のパートナーとの国際共同研究事業や、標準化に先立って試行錯誤した点など、興味深いお話をいただきました。

その後の質疑応答では、実験施設についての質問や、利用した際の感想や御意見、試験条件の標準化についての考え方など、ユーザーや施設利用を希望する方々から活発な意見交換がされ、標準化にメリットを感じる参加者の関心の高さを認識しました。

今後も皆様と共に大型実験施設における試験条件の標準化や観測機器等の性能評価の標準化への取り組みを進め、防災科研の持つ大型設備の新たな活用の可能性を更に発展させていけるよう、努めてまいります。


施設概要の紹介


質疑応答

開催案内

国立研究開発法人防災科学技術研究所(以下、防災科研)では、所有する大型実験施設(雪氷防災実験棟等)の更なる利活用を推進するため、実験施設、実験条件の標準化に関する勉強会を以下のとおり開催いたします。

本会は、大型実験施設における試験条件の標準化や、観測機器等の性能評価の標準化を考え、実験棟の新たな活用の可能性を検討することを目的としております。

気象災害軽減コンソーシアムの皆様、実験施設ユーザーの皆様、実験の標準化に興味をお持ちの方におかれましては、ぜひともご参加くださいますようお願い申し上げます。

主催
国立研究開発法人防災科学技術研究所 気象災害軽減イノベーションセンター
日時
2018年3月19日(月曜日)13時30分~16時30分(終了いたしました)
場所
品川カンファレンスセンター カンファレンスルーム5C
(東京都港区高輪3丁目26番33号京急第10ビル )
アクセス・地図 (別サイトになります)
定員
50名
事前登録が必要になります。下記の参加申し込みをご参照ください。
参加費
無料
参加申し込み

参加をご希望の方は、下記の参加フォームの1.~3.を明記のうえ、2018年3月15日(木曜日)までにメールにてお申し込みください。なお、定員制(お申し込み先着順)です。お早めのお申し込みをお願いいたします。別途、受付登録メールを返信いたします。

送信先メールアドレス:
ihub-nied(at)bosai.go.jp
※(at)は、@に置き換えて下さい。
件名:
【参加申込】雪氷防災実験の標準化に関する勉強会
参加フォーム:
1.会員番号
2.所属
3.参加者氏名
プログラム
13時30分~14時55分
開会の挨拶
標準化の基本と活用(仮)
石川茉耶氏
一般財団法人日本規格協会 規格開発センター 国際標準化ユニット 国際規格開発チーム
雪氷防災実験棟の概要について
小杉健二
防災科研 雪氷防災研究センター 新庄雪氷環境実験所 所長
雪氷防災実験施設での着雪性能評価実施例の紹介
佐藤研吾
防災科研 雪氷防災研究センター 新庄雪氷環境実験所 研究員
(休憩 15分)
15時10分~16時30分
性能試験における標準化の考え方(仮)
加藤新一氏
株式会社三菱総合研究所 科学・安全事業本部 産業セキュリティグループ 研究員
大型試験装置の構築・運用の実際(仮)
荻巣敏充氏
株式会社SUBARU 航空宇宙カンパニー 技術開発センター 研究部 次長
質疑応答(討論)
閉会の挨拶
お問合せ

国立研究開発法人防災科学技術研究所
気象災害軽減イノベーションセンター内
コンソーシアム事務局(担当:中村・飯島)
TEL:029-863-7242
メール:ihub-conso(at)bosai.go.jp
※(at)は、@に置き換えて下さい。