国家レジリエンス研究推進センター

活動報告

  • 2022.11.25NR5日本気象学会2022年公開気象講演会「線状降水帯のことを詳しく知りたい」で講演

    2022年11月13日(日)に2022年公開気象講演会「線状降水帯のことを詳しく知りたい」がオンラインで開催されました。この講演会では、気象と報道の専門家が線状降水帯の定義や特徴、メカニズム、および予報システム研究の現状と将来等について解説しました。
    清水慎吾研究統括はSIPで得られた線状降水帯の観測予測技術に関する学術的成果とともに、それを活用した自治体の避難判断支援のための実証実験について紹介しました。線状降水帯の予測位置が周囲の自治体程度にずれることは許容するが、強い雨が降るかどうかを数時間前に予測してほしいという自治体のニーズに対して、半日先と2時間先の予測精度のそれぞれの数値目標は達成したが、民間気象会社でも利用可能なシステムとして研究成果を社会に根付かせることが今後の課題であると発表しました。

    講演の様子

    • オンラインで発表する清水慎吾研究統括

      清水研究統括の発表

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