活用

地球のしくみが生む熱や風、
四季の変化は生活を支えます。
自然の力を生かして、私たちは暮らしています。

エネルギー

「エネルギー」は、物を動かしたり、光や熱を出したりする力のことです。電気やガスを使って、家の明かりをつけたり、ご飯を作ったり、車を動かします。私たちの生活に欠かせない力です。エネルギーは自然からの恵みでもあり、地球の中の熱を使う地熱発電、水の流れを使う水力発電、太陽の光を使う太陽光発電、風の力を使う風力発電など、いろいろな方法でつくられ、送電線などで私たちのもとに届けられます。

観光資源

私たちのまわりには、山、川、海などのたくさんの観光資源があります。「観光資源」とは、旅行で人が見に来るような自然や場所のことです。高い山では登山を楽しんだり、山頂から美しい景色を眺めたり、川では水遊びや釣りができ、海では泳いだり砂浜で潮干狩りをしたりできます。温泉では体を温めながら自然を感じることができ、キャンプやバーベキューを通して森や川の素晴らしさを感じることができます。こうした自然は、季節ごとに違った楽しみ方ができ、観光資源として多くの人々が利用できます。

ジオパーク

「ジオパーク」は、重要な地形や岩、化石などがあり、地球のことを楽しく学べる場所です。そこでは、自然だけでなく、そこにすむ生き物や人々のくらしもいっしょに学びます。地域の人たちは、自分たちの自然を大切にし、ほこりをもって守っています。たとえば、桜島・錦江湾ジオパークでは噴火と歴史について学べます。糸魚川ジオパークでは、ヒスイと人とのかかわりを知ることができます。筑波山地域ジオパークでは、山や湖と人々の歴史を学べます。ジオパークは、家族や友だちと歩いたり、体験して楽しみながら、地球の過去や今の問題を考える場所です。

噴煙を上げる火山を上空から見た写真。火山の噴火によって山の形がつくられ、地球が今も活動していることがわかる。:写真
海に面した岩のアーチ状の地形の写真。波に削られてできた岩や地層から、海と大地の長い歴史を学べる。:写真
【写真提供】
国立研究開発法人防災科学技術研究所

四季

「四季」は、春、夏、秋、冬の1年間の季節を表す言葉です。地球は太陽のまわりを1年かけて回りますが、地球の軸が少し傾いているため、太陽の光の当たり方が時期によって変わります。日本では太陽の当たる量の違いによって春・夏・秋・冬の四季が生まれます。春は暖かく花が咲き、夏は暑く日差しが強くなりまた台風や大雨も起こり、秋は涼しく木の葉が色づき紅葉が見られ、冬は寒く雪がたくさん降る所もあります。
赤道付近の国や北極・南極の近くでは、季節の変化が少なく、雨季と乾季、夏と冬など2季しかない場所もあります。季節は地球と太陽の関係で起こる自然の現象であり、人びとの生活に恵みをもたらします。

太陽のまわりを公転する地球の位置によって、春・夏・秋・冬が生まれることを示した図。地球は自転軸が約23.4度傾いて描かれ、太陽からの光が矢印で示されている。地球の位置ごとに、どの半球が太陽の光を多く受けるかが分かるように色分けされている。:イラスト

温泉

「温泉」は、地下の水の流れと地球の熱によって生まれる自然現象です。
雨や雪として地面にしみこんだ水は、地下のすき間を通って深くまで入り、地球の内部の熱で温められます。その温められた水が、地面の割れ目などを通って地表に湧き出すと温泉になります。日本は火山や活断層が多いため、地下に熱が集まりやすく、各地に温泉が見られます。
温泉は、自然のしくみがつくり出す恵みとして、観光や地域のくらしにも役立っています。

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