雨
雲の中の水の粒が重くなり、
地上に落ちるのが雨です。
強い上昇気流で
集中豪雨が起こることもあります。
雨の降り方
空に浮かぶ雲は、とても小さな水や氷の粒が集まってできています。この粒は、最初は粉のように小さくて軽いため、ふわふわと空に浮かんでいられます。雲の中では、この小さなたくさんの粒が動き回っています。粒同士がぶつかってくっつくと、だんだん合体して大きな粒になっていきます。
雲の中には下から上へ向かう風(上昇気流)が吹いていますが、粒が大きく重くなると、上昇気流でも支えきれなくなり、地面に向かって落ちてきます。これが「雨」です。
実は、雲ができる空の高いところでは夏でもとても寒いです。そのため、日本のように四季がある地域では、最初は「氷の粒」として落ちてくることが多いです。それが落ちてくる途中で、あたたかい空気にふれて溶けると雨になります。もし、寒い冬などで溶けずにそのまま落ちてくると、それは「雪」になります。
集中豪雨
「集中豪雨(しゅうちゅうごうう)」という言葉の明確な決まりはありませんが、積乱雲が連続して通過することにより起こる、数時間にわたって続く100mmから数百mmの雨量をもたらす雨のことを指します。
積乱雲の寿命は一般に30分から1時間で、1つの積乱雲だけでは100mmに達しない雨量となります。何度も積乱雲が同じ場所を通過することで、強い雨が数時間にわたって続き、限られた場所に100mm以上の大雨が降ることになります。
数百mmに達すると、河川の氾濫などが発生するおそれが非常に高くなるだけでなく、地中の水分が急増することで地盤が不安定になり、緩やかな斜面全体が比較的ゆっくり動く地すべり、急斜面から土や岩が崩れ落ちるがけ崩れ、水と混ざった土や岩が谷に沿って流れ下る土石流などの山崩れが発生するおそれも高まります。
