川
雨や雪が山から流れ出し、
やがて川となって海へ向かいます。
その流れが大地を削り、地形をつくります。
川のでき方
「川」は、雨や雪として地上に降った水が集まるところから始まります。川の上流からさらに登っていくと、ところどころに「わき水」が出ている場所があります。この「わき水」こそ、川の始まりです。空から降った水は地面にしみこみ、高いところから低いところへ、土の中をゆっくり流れていきます。そして、水を通しにくい地層にぶつかったところにたまり、割れ目や境目などから地表面にわき出してくるのが「わき水」です。この「わき水」から小川ができ、小川が流れながらほかの小川と合流していき、少しずつ大きな川へと育っていき、やがて河口へたどり着きます。なお、この川に水が流れ込む範囲をその川の「流域」と言います。
小学校4年理科 雨水の行方と地面の様子
- 【動画提供】
- 公益財団法人河川財団
リンク
- 河川財団「流域アプリ 雨水のゆくえと地面のようす」
- 雨水が川へ流れるしくみを学ぶ体験教材
https://www.kasen.or.jp/watershed-apps/
川沿いの地形
流域内に降った水が流れて集まった川は、山から海に向かって流れながら、大地の形を少しずつ変えていきます。流れる水が大地を削ることを「浸食(しんしょく)」といい、土砂を運ぶことを「運搬(うんぱん)」といいます。そして、流れが緩やかになるなどして、運びきれなくなった土砂が積もることを「堆積(たいせき)」といいます。上流部では、川が急になるため水の流れが速く、地面を強く削ります。長い年月をかけて、アルファベットのVの字のような深い谷(V字谷)がつくられます。流れがさらに進んで谷を抜けて平地に出ると、川幅も広くなり、上流に比べると流れが遅くなります。すると、洪水のたびに川は通りやすい場所を流れるようになり、そのくり返しで山地の出口から平地にかけて土砂を積もらせ扇のような形ができます。これを「扇状地(せんじょうち)」といいます。これに対して、中流よりもさらに緩やかな河口付近では、細かな土砂の堆積によりできた「三角州(さんかくす)」という三角形の土地が見られます。また、氾濫(はんらん)時に運ばれた土砂が川のまわりにたまってできる自然堤防(しぜんていぼう)や、あふれた泥水が川に戻りにくくなってたまった水はけの悪い後背湿地(こうはいしっち)、川の蛇行(だこう)部分が切り離されてできる三日月湖など、川はさまざまな面白い地形を流域内につくり出します。
リンク
- 河川財団「学習用流域デジタルマップ」
- 雨水の流れと流域を地図で調べる教材
https://watershedstudy.maps.arcgis.com/apps/dashboards/def60630f9424acd9a95fe9fd13f501e
