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竜巻

積乱雲の強い上昇気流が、
地面近くの空気の回転と重なると、
竜巻が発生することがあります。
竜巻は積乱雲がつくる強い空気の渦巻きです。

竜巻のでき方

「竜巻(たつまき)」は、強く回る空気の渦(うず)が地面まで伸びてできたものです。とても強い積乱雲(せきらんうん)の下で生まれます。
まず、地面近くの空気があたたかく湿っていると、雲をつくりながら上の冷たい空気のほうへぐんぐんのぼって、強い上昇気流(じょうしょうきりゅう)ができます。
地面の近くでは、場所によって風の向きが違うことがあります。たとえば、右側では南風、左側では北風のように、違う向きの風がとなり合うと、その境目で空気がぐるぐる回りはじめ、ゆるやかな渦ができます。
この空気の渦が、強い上昇気流と重なると、上に引きのばされて細くなります。すると、フィギュアスケートの選手が、腕を広げるとゆっくり、腕をからだに近づけると速く回転するのと同じように、空気の回り方も一気に速くなります。
やがて積乱雲の下でこの空気の渦がのびて、それが地面に触れると竜巻になります。竜巻は家や車を動かしてしまうほど危険な風なので、黒い雲や急な強い雨に気づいたら、外に出ず、頑丈な建物の中で窓から離れて身を守りましょう。

  • 1.強い上昇気流の発生 竜巻の発生のしかたの解説図。地面近くのあたたかい空気が上にのぼり、雲の中で強い上昇気流になる様子を表しています。:画像
  • 2.風のぶつかり合いと渦 竜巻の発生のしかたの解説図。北からの風と南からの風がぶつかり、空気がぐるぐる回って渦ができる様子を表しています。:画像
  • 3.渦が立ち、速くなる 竜巻の発生のしかたの解説図。回転する空気が上昇気流に引き上げられて、縦にのびながら細くなり、回る速さが増す様子を表しています。:画像
  • 4.竜巻の発生 竜巻の発生のしかたの解説図。雲から地面に向かって大きな竜巻がのび、木や物が巻き上げられている危険な様子を表しています。:画像

竜巻と科学技術

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