竜巻
積乱雲の強い上昇気流が、
地面近くの空気の回転と重なると、
竜巻が発生することがあります。
竜巻は積乱雲がつくる強い空気の渦巻きです。
竜巻のでき方
「竜巻(たつまき)」は、強く回る空気の渦(うず)が地面まで伸びてできたものです。とても強い積乱雲(せきらんうん)の下で生まれます。
まず、地面近くの空気があたたかく湿っていると、雲をつくりながら上の冷たい空気のほうへぐんぐんのぼって、強い上昇気流(じょうしょうきりゅう)ができます。
地面の近くでは、場所によって風の向きが違うことがあります。たとえば、右側では南風、左側では北風のように、違う向きの風がとなり合うと、その境目で空気がぐるぐる回りはじめ、ゆるやかな渦ができます。
この空気の渦が、強い上昇気流と重なると、上に引きのばされて細くなります。すると、フィギュアスケートの選手が、腕を広げるとゆっくり、腕をからだに近づけると速く回転するのと同じように、空気の回り方も一気に速くなります。
やがて積乱雲の下でこの空気の渦がのびて、それが地面に触れると竜巻になります。竜巻は家や車を動かしてしまうほど危険な風なので、黒い雲や急な強い雨に気づいたら、外に出ず、頑丈な建物の中で窓から離れて身を守りましょう。




