イベント情報
成果報告

1.シンポジウム開催概要
- 日時:平成24年3月14日(水) 13:00~17:25
平成24年3月15日(木) 10:00~17:00 - 開催場所:仙台市、仙台国際センター
- 主催:(独)国際協力機構、(独)科学技術振興機構、(独)防災科学技術研究所
- 後援:外務省、文部科学省、宮城県、仙台市
- 出席者数:3月14日 183名(うち、海外から63名)3月15日 153名(うち、海外から61名)
2.シンポジウムの結果について
独立行政法人国際協力機構(緒方貞子理事長)、独立行政法人科学技術振興機構(中村道治理事長)ならびに独立行政法人防災科学技術研究所(岡田義光理事長)は、3月14日~15日に、仙台国際センターにて「地震・津波災害軽減国際シンポジウム —東日本大震災の教訓を世界で共有するために-」を開催した。本シンポジウムは、国際協力機構と科学技術振興機構が推進する地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)において、地震・津波災害の多発国であるインドネシア、フィリピン、ペルー、チリと協力して調査研究実施していることから、これらの国々のプロジェクト参加者約60名を招いて、各国における震災の貴重な経験を共有し各国の地震・津波防災に生かすことを目的として開催され、国内外から2日間でのべ336名が参加した。

3月14日:基調講演及び招待講演

3月15日:SATREPS防災プログラム4課題からの報告

シンポジウム終了後の16日には、バス3台に分乗して、石巻市、女川町、仙台市(浪分神社、荒浜地区)、名取市(閖上地区)、仙台空港などの被災地視察が行われ、プロジェクト関係者を中心に90名が参加した。参加者は、女川病院や仙台空港等に記された東日本大震災における最大津波到達点を見て驚いた様子だった。また、東北大学の博士課程の学生がバスに同乗し、津波避難行動等について詳細な説明を行い、参加者は熱心に聞き入っていた。
3月16日:プロジェクト参加者による被災地視察

