災害情報リンク集の更新における標準化防災情報研究部門 協働基盤研究室 三浦 伸也2020.2.13 令和元年度 成果発表会■発災後頻繁に更新され、タイミングを逃すと取得できないWeb上の災害・防災情報の自動巡回・収集。■Web上の災害・防災情報をタイムラインで可視化・検証し、未来の災害へ備える。•防災Webクローラーは、発災後、府省庁、都道府県等の各機関のWebサイトを巡回する。新しい情報が更新されているかどうかを確認して、防災科研クライシスレスポンスサイトから統合的に発信するべき情報があった場合、そのリンク先を掲載。•情報更新の把握やタイミングは、どうしても更新作業者の対応状況に依存してしまい、タイミングを逃すと取得できない情報が出てくるため、各Webサイトを4時間ごとに巡回して、一定の段階でとりまとめたものを最新報として公開。•指定したWebサイトの情報(見出し、URL、画面キャプチャ等)を一定時間毎に巡回し、更新された情報を取得することが可能。巡回先はWebページの他、RSSなども指定可能。巡回先は139機関、217サイト(2019/11/25現在)。今後、更に巡回先を増やし、情報の取得漏れをなくしていく。•Web上の災害・防災情報が、一定期間後に更新、削除される(リンク切れ)ページも巡回時の状態で保存される。災害対応を検証する段階で、Webから発信された情報のタイミングや内容について可視化(災害タイムライン)・検証することが可能となり、未来の災害対応に活用できる。
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