おしらせ
気象庁「メッシュ平年値2020」に防災科学技術研究所の観測データが利用されています
気象庁が令和4年4月に公開した「メッシュ平年値2020」の最深積雪データ作成にあたり、雪氷防災研究センターが日本全国の山地を中心に管理・運用している積雪・気象観測ネットワーク (SW-Net) の積雪深データを提供しました。
メッシュ平年値2020は、1991-2020年の30年間の気象観測値について平均した平年値を1 kmメッシュで推定したものです。SW-Netの10観測地点について、毎冬の月最深積雪 (1, 2, 3, 12月) を求め、8年分以上存在する月の平年値がメッシュ平年値の推定に用いられています。
メッシュ平年値2020に関する詳細情報は、下記をご参照ください。
積雪・気象観測ネットワーク (SW-Net)に関する情報は、下記をご参照ください。
- 【1】防災科研:「山地(観測点)」
- 【2】Yamaguchi S et al. (2011) Recent fluctuations of meteorological and snow conditions in Japanese mountains. Annals of Glaciology, 52(58), 209-215. doi:10.3189/172756411797252266
- 【3】山口悟,阿部修,根本征樹 (2019) 防災科学技術研究所による山地積雪環境の長期変動モニタリング -積雪・気象監視ネットワーク(SW-Net)-. 雪氷研究大会講演要旨集, 126. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsir/2019/0/2019_126/_pdf/-char/ja
- 【4】山口悟他 (2020) 防災科学技術研究所による山地積雪環境の長期変動モニタリング 2 —積雪・気象監視ネットワーク(SW-Net)—. 雪氷研究大会講演要旨集, 154. https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsir/2020/0/2020_146/_pdf/-char/ja