令和2年度成果発表会研究者による成果発表動画

令和2年度防災科研成果発表会は無事終了いたしました。: 防災科研は「一人ひとりが基礎的な防災力を持ち、高いレジリエンスを備えた社会」の構築に貢献することを目的として、地震・津波・噴火・暴風・豪雪・洪水・地すべりなどによるすべての自然災害を対象として、予測、予防、対応、復旧・復興までの災害の全フェーズをテーマに、防災科学技術の研究開発を進めております。
令和2年度の成果発表会は2021年2月10日に、新型コロナの感染防止の観点から、来場人数を最小限にするとともに、どこからでも制限なく参加・視聴できるハイブリッド方式により実施をいたしました。昨年に引き続き池上彰氏を特別ゲストコメンテーターに迎え、「来るべき国難級災害に備えて2021」をテーマとして、10年目となる東日本大震災を振り返り、命を守る観点から何をなすべきかを、防災科研の新たな研究成果や情報プロダクツを交えながら、皆様と共に考えました。
またニューノーマルの時代に即し新しいスタイルの成果発表の方法として、従来の会場でのポスター発表に代えて、研究者一人ひとりによる動画での研究成果の発表を行いました。ここでは、アーカイブとしてそれぞれの研究者の動画をご紹介しています。
防災科研は、「生きる、を支える科学技術/SCIENCE FOR RESILIENCE」をアイデンティティとして、強くしなやかに災害を乗り越えていこうという大きな挑戦に向け歩みを続けます。
今後とも防災科研に対するあたたかいご指導とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

令和2年度成果発表会
https://www.bosai.go.jp/info/event/2020/seika/index.html

研究者動画への皆様からの評価をいただきました。

令和2年度成果発表会では、研究者一人ひとりによる動画での研究成果の発表を、一般の皆様から評価をしていただきました。

2021年2月1日(月)午前10時時点での高評価数でベスト10を選出し、その後防災科研内においてその研究活動・成果について「必要性」、「有効性」及び「効率性」の観点から二次評価を行い、最終的に理事長が総合的に判断し、優秀研究動画賞(3動画)を決定いたしました。

【ベスト10動画はこちら】

・優秀研究動画賞地下構造モデルの構築と社会実装先名重樹(マルチハザードリスク評価研究部門)

・優秀研究動画賞ドローン災害対応システムGEORIS(ジオリス)の紹介内山庄一郎(マルチハザードリスク評価研究部門)

・優秀研究動画賞 SIP4Dによる災害情報の広域共有~効果的な災害情報の利活用のために~ 伊勢正(防災情報研究部門)

・Assessment of strong-motion disasters in Colombia, South America Nelson Pulido (地震津波防災研究部門)

・住民の皆さんと一緒に学び、地域の防災力をみがく上米良秀行(水・土砂防災研究部門)

・海底地すべりによる津波発生検証大角恒雄(マルチハザードリスク評価研究部門)

・浸水にどう備えるか酒井直樹(水・土砂防災研究部門)

・リアルタイム地震被害推定情報の実証実験髙橋郁夫(マルチハザードリスク評価研究部門)

・災害時に世界中の衛星を活用するために田口仁(防災情報研究部門)

・ソラチェク~首都圏の極端気象をまとめてチェック~ 岩波越(首都圏レジリエンス研究推進センター)

研究者動画　研究領域ごとのYouTubeページはこちら

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■本研究発表は、防災科研に所属する各研究者の現在進行中の研究内容を社会に広く知っていただくことを目的として、公開しています。本情報を用いて行う一切の行為について、防災科研は何ら責任を負うものではありません。

成果発表動画