2023年4月1日(土)に、防災科研雪氷防災研究部門(部門長:中村 一樹、以下「雪氷研」という。)と弘前大学大学院理工学研究科(研究科長:岡﨑 雅明、以下「弘大理工」という。)は、連携・協力協定を締結しました。
本協定は、特別豪雪地帯である新潟県長岡市と山形県新庄市に所在する雪氷研と、豪雪地帯に所在し地球科学を重点領域に位置付け、「世界に発信し、地域と共に創造する」本州最北端の国立大学である弘大理工が、地球科学、雪氷学、気象学、自然防災学などの研究推進、教育と地域社会への貢献のため協力し、地域とアジア雪氷圏の安心・安全に寄与することを目的としています。地球温暖化による雪氷環境の変化の理解と防災は、世界的にも喫緊の課題です。雪氷研は新潟県長岡市、山形県新庄市に雪氷防災研究に関連する専門的な施設を持ち、弘大理工は、青森県弘前市に寒地気象実験室を有しており、このような研究施設・設備の相互利用を含む共同研究は、地域のみならず、国内外の雪氷防災研究に貢献するものです。
写真左:弘前大学大学院理工学研究科 研究科長:岡﨑 雅明
写真右:防災科学技術研究所 雪氷防災研究部門 部門長 中村 一樹