【コンソーシアム会員向け】第3回気象災害軽減イノベーションフォーラム「防災×SNS」

終了いたしました。
多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

第3回となりますこの度の気象災害軽減イノベーションフォーラムは、「防災×SNS」をテーマに、東海大学情報理工学部情報科学科教授の内田理氏と株式会社博報堂DYデジタルの市野有美氏をお招きして、開催いたしました。

東海大学情報理工学部情報科学科教授の内田理氏には、「災害時の情報発信・収集・共有 -SNS活用のメリットと問題点-」というタイトルにてご講演いただき、研究グループで開発を進めている、災害情報をTwitterで共有するアプリの紹介を含め、自然災害が発生した際、情報発信や収集、共有がなされるケースが増えている災害時のSNS活用についての現状やメリット、今後解決すべき問題点についてお話いただきました。講演の中では、情報を効率的に収集する為の機能であるハッシュタグを付与したTwitterのテスト投稿も行ない、参加者の方々より、「Twitterの有用性について改めて気づかされた」「分かりやすかった」などのご感想をいただきました。

株式会社博報堂DYデジタル ソーシャルメディア・コンサルタントの市野有美氏には、「生活者視点で考える”防災とSNS”」というタイトルにてご講演いただき、一般生活者の情報収集に今や欠かせないメディアであるSNSを活用した一般生活者と企業・自治体の“防災”に関するコミュニケーション事例から、生活者に興味を持たれやすいコンテンツとはどのようなものか、企業SNS運用の知見からお話いただきました。生活者の世代別の防災対策の状況や地域別の防災意識の傾向について詳しくご説明いただき、また、企業が作成し人気の出た動画など、生活者の防災意識を高めるSNSコミュニケーション事例をいくつかご紹介いただき、SNSの有効性について大変興味深いお話をうかがう事ができました。

今回、本フォーラム「防災×○○(コラボ)」について、さまざまなご意見やご希望を頂戴しましたので、それらを今後の開催に活かし、会員の方々の交流・議論の場、本コンソーシアムの活動を広めていけるよう努めてまいります。


講演1:内田理氏


講演2:市野有美氏

開催案内

「気象災害軽減イノベーションフォーラム」は、防災の取り組みに関わりの深い異分野の知見を導入し、逆に防災の技術や知見を異分野に波及させるために、連携や協働による実践の可能性や課題について議論する試みです。

「防災×○○(コラボ)」をテーマに異分野の多彩なゲスト講師を招き、様々な分野の実践実例やその背後にある手法、発想の源泉について、 参加者を巻き込んだ対話型のレクチャーにより進行します。

人と技術、あるいは人とモノ、情報、地域…など、多様な関係のもとで「防災」をめぐる技術や情報を再構築し、災害に強い安心安全な社会を構築する可能性について考えます。

今回は、東海大学情報理工学部情報科学科教授の内田理氏と株式会社博報堂DYデジタルの市野有美氏をお招きして、「防災×SNS」をテーマに開催します。

主催
気象災害軽減コンソーシアム
協力
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
日時
平成29年12月7日(木曜日)16時30分~18時45分(終了いたしました)
場所
ビジョンセンター東京別館602室
東京都中央区八重洲2-7-12 ヒューリック京橋ビル6F
アクセスマップ (別サイトになります)
対象
気象災害軽減コンソーシアム会員
定員
70名(先着順※事前登録制、下記参加申し込み参照)
参加費
無料
参加申し込み

参加をご希望の方は、下記の参加フォームの1.~3.を明記のうえ、2017年12月6日(水曜日)までにメールにてお申し込みください。なお、定員制(お申し込み先着順)です。お早めのお申し込みをお願いいたします。別途、受付登録メールを返信いたします。

送信先メールアドレス:
ihub-conso(at)bosai.go.jp
※(at)は、@に置き換えて下さい。
件名:
第3回気象災害軽減イノベーションフォーラム「防災×SNS」参加
参加フォーム:
1.会員番号
2.所属
3.参加者氏名
プログラム
16時30分~16時35分 開会挨拶
島村誠(防災科研 気象災害軽減コンソーシアム会長)
16時35分~16時40分 趣旨説明
中島広子(防災科研 気象災害軽減コンソーシアム事務局 気象災害軽減イノベーションセンター 連携推進マネージャー)
16時40分~18時30分
<講演1>

内田理 氏(東海大学情報理工学部情報科学科教授)

■タイトル
「災害時の情報発信・収集・共有 -SNS活用のメリットと問題点-」

■内容
自然災害が発生した際、SNSを使って情報発信や収集・共有がなされるケースが増えています。我々の研究グループでも、 災害情報をTwitterで共有するアプリの開発を進めています。 このアプリの紹介を含め、災害時のSNS活用についての現状やメリット、今後解決すべき問題点についてお話しいたします。

<講演2>

市野有美 氏(株式会社博報堂DYデジタル ソーシャルメディア・コンサルタント)

■タイトル
「生活者視点で考える”防災とSNS”」

■内容
SNSは一般生活者の情報収集に今や欠かせないメディアですが、興味を持たれなければその情報は流されてしまいます。SNSを活用した一般生活者と企業・自治体の“防災”に関するコミュニケーション事例から生活者に興味を持たれやすいコンテンツとはどのようなものか、企業SNS運用の知見からお話いたします。

18時30分~18時40分 防災教育ワーキンググループの紹介
横山仁(防災科研 気象災害軽減コンソーシアム事務局 気象災害軽減イノベーションセンター コーディネーター/防災教育ワーキンググループ幹事)
18時40分~18時45分 閉会挨拶
落合幸徳 氏(科学技術振興機構(JST) イノベーション拠点推進部 イノベーションハブグループ 推進プログラムオフィサー)
お問合せ

国立研究開発法人防災科学技術研究所
気象災害軽減イノベーションセンター内
コンソーシアム事務局(担当:中島・中村・飯島)
TEL:029-863-7242
メール:ihub-conso(at)bosai.go.jp
※(at)は、@に置き換えて下さい。