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地盤の側方流動による矢板護岸とその背後の建物基礎杭の地震時破壊実験 一般公開のお知らせ
独立行政法人防災科学技術研究所は、文部科学省『大都市大震災軽減化特別プロジェクト(大大特)U.震動台活用による構造物の耐震性向上研究』の一環として、大型直方体土槽を用い、側方流動による矢板護岸とその背後の建物基礎杭の地震時破壊実験を実施致します。つきまして,当該震動台実験の一般公開を予定しておりますので、下記の要領にてお申し込み下さい。

1.実験日時と場所
日時:平成18年3月23日(木) 15:00〜16:00(予定)
詳しい時間は、返信葉書に記載させて頂きます。
場所:E−ディフェンス
(〒673-0515 兵庫県三木市志染町三津田字西亀屋1501-21
独立行政法人 防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター)
集合:申し込みはがきをご持参の上、E−ディフェンスに直接お越し下さい。

2.見学申込み方法
見学を希望される方は、往復はがきに住所、氏名(代表者氏名)、見学人数をご記入の上、下記までお申し込み下さい。なお、人数はお一人様5名までとさせていただきます。申込み者が多数の場合には抽選とさせていただきます。今回の定員は100名です。

申込先:〒673-0515 兵庫県三木市志染町三津田字西亀屋1501-21
独立行政法人 防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター 総務室宛

申込締切:平成18年3月10日(金)(消印有効)

注:1)報道関係者の方には後日お知らせしますので、本申し込みへのご応募はご遠慮下さい。
2)見学に関しましては、実験現場の状況次第で時間帯の変更あるいは中止になることもございますので予めご了承ください。

3. 問い合わせ先
TEL:0794-85-8211(代表)

※地盤の側方流動
日本では沿岸部の緩く軟弱な地盤上に都市機能が集中していることが多く、地震時に地盤の液状化による被害を受けやすい条件が具備されています。過去の大地震による被災事例によると、古くは1964年の新潟地震で発生した液状化による建物の転倒が有名ですが、これに加え信濃川の河川堤防周辺地盤の水平移動、また記憶に新しいところでは1995年の兵庫県南部地震において埋立て地の護岸施設が移動・傾斜し、その機能を失った事例が有名です。このような現象は、"地盤の側方流動"と呼ばれ、いずれも地盤の液状化に起因する現象です。
1995年兵庫県南部地震における護岸施設の被害


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