あの兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)から21年。安心・安全の確保は国民の最大関心事です。来るべき大地震に対しての不安を解消できる新たな補強方法や新工法の開発のためには計算だけではわからない点を検証することが必須です。
実大三次元震動破壊実験施設(愛称:E−ディフェンス)は、実大規模の建物(戸建て2棟分、中層建物もそのまま)などに兵庫県南部地震クラスの地震の揺れを前後・左右・上下の三次元に直接与えることで、その揺れや損傷、崩壊の過程を詳細に検討できます。E−ディフェンスを用い構造物の耐震性向上に関わる下記の研究開発が進められています。