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![]() 巨大地震時の長周期地震動を受ける超高層建物の非構造部材、
1995年の兵庫県南部地震においては、設計時に想定していなかった強烈な地震動とともに多くの建物に甚大な被害が生じました。現在、東南海・南海地震の発生が高い確率で予測されていますが、この地震によって引き起こされる揺れは長周期成分に大きな力を有し、建築物においては設計時に考慮しえなかった破壊現象が危惧されます。 什器等の地震時挙動に関する震動台実験 一般公開のお知らせ 本研究では、高層建物を部分的に切り出した実大寸法の試験体に、巨大地震による長周期地震動の揺れをE-ディフェンスで与え、外壁、天井等非構造部材の損傷および家具什器の転倒、飛散など室内外で起こりうる現象を検証します。 地震動として、海溝型地震(想定南海地震)及び内陸型地震(兵庫県南部地震)を想定しています。過去に設計、施工された高層建物のデータに基づく地震応答解析により求められる高層階での地震応答を整理し、その床応答加速度、床応答速度、床応答変位、層間変形角の試験体での再現を試みます。 実験で得られたデータは、建設分野の関連研究者に提供され、高層建物等の非構造部材の耐震設計や学術的研究に反映されます。実社会への還元として、共同研究機関である兵庫県において施策が企画・実施される予定です。 震動台実験の一般公開を予定しておりますので、下記の要領にてお申し込み下さい。公開実験は2日間行いますが、違いは入力する地震動で、29日は南海地震が発生した際、神戸市内の東遊園地で想定される地震動を、30日は1995年兵庫県南部地震時にJR鷹取駅で観測された地震動を用います。
1.実験日時と場所(予定) 2.見学申込み方法 申込先:〒673-0515 兵庫県三木市志染町三津田字西亀屋1501-21 申込締切:平成19年3月16日(金)(消印有効) 注:1)報道関係者の方には後日お知らせしますので、本申し込みでの応募はご遠慮下さい。 |