2019.10.28
災害過程研究部門の李泰榮副部門長が、北海道公民館協会設立70周年記念事業「第41回全国公民館研究集会北海道大会」にて感謝状をいただきました。
本大会では、文部科学省(総合政策局)や北海道・北海道教育委員会の後援のもと、北海道教育委員会の方々をはじめ、道内の市町村教育委員会の方々、道内各地の公民館関係者が参加し、地域創生と社会教育の拠点としての公民館の役割について模索・共有・展開を図っています。
中でも、李泰榮主任研究員は、平成27年度より北海道公民館大会(H27安平、H28鹿部・八雲、H29釧路、H30名寄、H31札幌)に招へいされ、地域創生と社会教育に向けた公民館の役割として、「防災教育・防災情報・防災活動」といった防災拠点の役割を提案してきましたが、これが高く評価され、感謝状をいただきました。
地域にとって公民館は、自らの興味・関心のある知識や技術を学ぶ「まなびの場」、年齢・性別・職業を問わずに、地域の人々が気軽に集まる「つどいの場」、地域のさまざまな組織や団体の間にネットワークを形成する「むすびの場」の3つの機能を持っていると思います。
そこで、これらの公民館の機能を防災拠点機能としてとらえ、地域防災に関する知識や技術の「知の拠点」、様々な地域の方々が使いやすい情報・避難・福祉の「情報の拠点」、様々な地域活動を行っている団体・組織の「連携の拠点」に発展していくことを目指して、公民館を拠点に展開できる防災教育手法とコンテンツの研究開発に取り組んでいきたいと思います。