国家レジリエンス研究推進センター

活動報告

  • 2020.10.15オンラインぼうさいこくたい2020のセッションに参加

    2020年10月3日(土)にオンラインぼうさいこくたい2020が開催され、セッション「SIP「国家レジリエンス」の革新技術で変わるこれからの災害対応」において、防災科研からテーマ1の臼田裕一郎研究統括、テーマ2の六川修一研究統括、テーマ5の清水慎吾研究統括が登壇しました。
    それぞれ平成30年7月豪雨による災害を振り返りながら、令和2年7月豪雨において活用された、災害時の情報を集約、共有、統合処理するための開発技術(テーマ1)、衛星データに基づく広域被害状況を短時間で把握するための開発技術(テーマ2)、線状降水帯を早期予測し、自治体の避難判断を支援するための開発技術(テーマ5)を紹介しました。
    これからの災害対応に関して、平時における災害に関する知識の習得などの取り組みをより一層活かすこと、研究者側と広島県の双方にそれぞれが期待することや協力の在り方などについて、防災チャットボットの開発等に従事している民間企業の方や、平成30年7月豪雨で被害を受けた広島県危機管理課の方の経験も交えて、率直な意見交換を行いました。
    モデレーターの関克己サブ・プログラムディレクターは「SIP国家レジリエンスは防災・減災をターゲットに研究分野、技術分野、組織を越えて一緒に取り組み、成果を上げている。今後もこの取り組みを強化し、より広げていくためにご意見、ご感想等を幅広くいただければ、このSIP国家レジリエンスがさらに社会に役立つものになっていく。」と締めくくりました。

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