国家レジリエンス研究推進センター

活動報告

  • 2020.10.23NR5立命館大学防災フロンティア研究センター 2020年度第2回セミナー「令和2年7月豪雨災害の実態を知る」で講演

    2020年10月16日(金)に、立命館大学防災フロンティア研究センター 2020年度第2回セミナー「令和2年7月豪雨災害の実態を知る」がオンラインで開催され、防災科研からはテーマ5の清水慎吾研究統括が登壇しました。
    清水研究統括は「世界最先端の水蒸気観測網を用いた新しい線状降水帯の予測手法の開発」と題して、線状降水帯が集中豪雨をもたらすメカニズムや、令和2年7月豪雨において、どのように新しい開発技術が活用されたか事例を交えて研究を紹介しました。
    質疑応答時間には参加者から「ぜひ半日前の予測に到達してほしい」との期待の声が寄せられるとともに、社会実装にむけた取り組みの具体的なロードマップと、全国展開への可能性について質問され、清水研究統括は気象庁等の関係省庁との連携を図っていること、また地デジ等の水蒸気観測については民間ベースでの事業化を目指していることを回答しました。本研究に対する注目度の高さが窺えるセミナーでした。

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