国家レジリエンス研究推進センター

活動報告

  • 2022.09.09データ連携実証実験に参加

    2022年8月26日(金)に常総市で行われたデータ連携実証実験に、テーマ1の臼田裕一郎研究統括、花島誠人コーディネーター、テーマ2の六川修一研究統括、田口仁コーディネーター、テーマ5の清水慎吾研究統括が参加しました。このデータ連携実証実験では、災害対応における市町村向けの情報発信と国向けの情報発信の2つの視点から、大規模水害を想定したシナリオに基づいて実データをやりとりし、各テーマ間の最終的な連携を確認しました。また自治体からの参加者との意見交換により、実際の災害対応の支援に役立つものになっているかを議論しました。
    具体的には、発災前(堤防決壊前)を想定した「災害予測・市町村向け災害対応」のシナリオに沿って、4つのテーマが発表を行い、その中でテーマ5の清水研究統括が線状降水帯の発生予測情報について、テーマ2の田口コーディネーターがトリガリング情報の生成、衛星観測の依頼について説明しました。また、発災(堤防決壊前・直後)~発災後(堤防決壊後)における「国向け災害対応」のシナリオに沿って、テーマ1の臼田研究統括と花島コーディネーターを中心に、基盤的防災情報流通ネットワーク(SIP4D)を介して情報を流通させ、各種システムが連動する様子を示しました。それぞれの発表後には、自治体の関係者や課題評価ワーキンググループ委員、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)議員などの参加者と活発な意見交換が行われました。

    当日の様子

    • 会場の様子1

      写真1 会場の様子1

    • 会場の様子2

      写真2 会場の様子2

    • テーマ5清水慎吾研究統括

      写真3 線状降水帯の発生予測情報について説明する清水研究統括

    • テーマ2田口仁コーディネーター

      写真4 トリガリング情報の生成、衛星観測の依頼について説明する田口コーディネーター

    • テーマ1臼田裕一郎研究統括

      写真5 避難・緊急活動支援統合システムを説明する臼田研究統括

    • テーマ2田口仁コーディネーター、テーマ1花島誠人コーディネーター

      写真6 国向けの情報発信について説明する田口コーディネーター(左)、花島コーディネーター(右)

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