国家レジリエンス研究推進センター

成果・取組報告

  • 2020.12.21NR3日本地震工学会・大会-2020で「道路復旧優先順位決定支援シミュレーション」の概要を紹介
    地震工学会で発表した資料から切り出した図

    経済モデルと交通モデルの統合的利用のイメージ

    2020年12月2日(水)から3日(木)に、日本地震工学会・大会-2020がオンラインで開催されました。「防災計画・リスクマネジメントおよび社会・経済問題」のセッションで、テーマ3「広域経済早期復旧システムの開発」において、名古屋大学の山﨑雅人特任准教授主導のもとで開発を行ってきた「道路復旧優先順位決定支援シミュレーション」の概要を紹介しました(発表者:山﨑特任准教授)。本システムは、経済モデルと交通モデルを統合し、地震が発生したときに、経済復旧の観点から、道路復旧の優先順位付けに資する情報提供を行うことを目的としています。本研究の中では、想定する南海トラフ地震が発生した際に、優先する道路の復旧箇所を変えた場合、実質国内総生産(GDP)がどのように変化するかを試算しています。 

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