国家レジリエンス研究推進センター

お知らせ

  • 2022.07.01NR5「線状降水帯の水蒸気観測網の展開 -短時間雨量予測の精度向上への挑戦-」をプレスリリース

    防災科研をはじめとする研究グループは、九州地方に整備した水蒸気観測網による観測を開始し、2022年6月29日(水)に連名でプレスリリースを行いました。テーマ5では水蒸気観測データを予測に用いることで、2時間先までの線状降水帯の予測精度向上を目指した技術開発を行っており、九州の11の自治体との実証実験を通して、予測精度の検証と予測情報の利活用の検討を進めています。また本観測は、気象庁気象研究所が中心となって実施する線状降水帯の集中観測(2022年5月31日(火)気象庁報道発表)において、陸上における水蒸気観測の中心的な役割を担っています。7月からは観測体制を強化すべく、海上での水蒸気量の把握を目指した航空機観測を実施します。これらの観測データを全国の大学・研究機関に提供し、線状降水帯の発生メカニズムの解明にも貢献する予定です。

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