ユーザーの意思決定に役立つ情報プロダクツ

防災科研は、ユーザーの意思決定に役立つ「情報プロダクツ」の研究開発、
および社会への実装に向けた取り組みを行っています

ハザードの観測データなどはそのままでは理解、利活用することができません。
例えば、豪雨災害の現場では、降雨の情報に加え、河川や地形の情報、建物や道路の情報などを組み合わせて、はじめて対策を立てることができます。リアルタイムの観測情報などの生のデータを、ユーザーニーズに合わせて利活用できるカタチに知的処理された情報が「情報プロダクツ」です。
防災科研は、ユーザーの意思決定に役立つ「情報プロダクツ」の研究開発、および社会への実装に向けた取り組みを行っています。

防災科研の250sプロジェクト

情報をさらに使いやすく、地図情報の2 5 0 mメッシュ統一による、情報プロダクツの価値向上に取り組んでいます

防災科研では膨大なデータを観測・調査し、またそれらをアーカイブして、モデル化に取り組んでいますが、まだ情報プロダクツ化されていないハザード情報などが多々あります。それらを順次250m×250mメッシュの分解能で統一し、情報プロダクツ化しやすいようにする取り組みが「250s(トゥ—フィフティーズ)」プロジェクトです。
この取組を進めることで、防災科研内部のみならず、外部の社会動態データや他機関の研究者のデータとも連携しやすくなり、様々な情報を地図上に一元化して使うことができる、より価値ある情報プロダクツの創出が可能になります。

ハザード情報に、社会の脆弱性や曝露量を考慮して、リスクの高い場所として表示する

YOU@RISK防災科研の250sプロジェクトが目指す情報プロダクツのひとつのカタチ

防災で最も大切なのは、一人ひとりの自助力を上げることだというのが防災科研の考え方です。
一人ひとりが災害に対して正しい知識を持った上で、必要な備えをしておくこと、そして万が一災害が起きても、適切な行動がとれることが大切です。

YOU@RISKは、防災科研の250sプロジェクトが目指す情報プロダクツのひとつのカタチです。
万が一災害が起きたときに適切な行動をとるためには、今後起こる可能性のある災害で、自分がどのような影響を受けるのかをあらかじめ知り、事前に備えておくことが大切です。YOU@RISKは、災害時のリスクに対して、何を知り、どのように行動するべきなのか、学びの機会を提供する情報プロダクツです。

防災科研の250sプロジェクトが目指す情報プロダクツのひとつのカタチ

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